米国史上最悪とされる漏洩事件の関係者、中国に戻り職業訓練校の講師になる

2019年12月28日 11:04

印刷

記事提供元:スラド

 Anonymous Coward曰く、

 マルウェア「Sakula」を使ったサイバー攻撃に関与したとして2017年に逮捕された中国籍のYu Pinganは、罪を認めサンディエゴ連邦拘置所で18か月間を過ごした(TechTarget)。Yu Pinganは別名GoldSunとも呼ばれ、リモートコントロールを許可するSakulaを使って、クアルコムなどに侵入したことで知られている。Reutersによれば、高校のインストラクターでもあった彼は、先月、逮捕前に勤めていた上海中心部にある国営の職業技術高校で教鞭を執っているそうだ。

 Yuは2019年2月に刑期と罰金を宣告され、のちに中国に戻ることを認められた。Yuはハッキングの被害者であるクアルコムを含む5社に対し、約110万ドルの賠償金を支払う必要がある。判決によれば、罰金は月100ドルの分割払いとなっており、支払い完了には900年以上かかるとされる(ReutersSlashdot)。

 スラドのコメントを読む | ITセクション | 犯罪 | インターネット | 中国

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事