個別銘柄戦略:電子部品株に押し目買い、引き続き中小型株物色が中心か

2019年12月20日 09:04

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記事提供元:フィスコ


*09:04JST 個別銘柄戦略:電子部品株に押し目買い、引き続き中小型株物色が中心か
19日は米NYダウが137.68ドル高の28376.96、ナスダック総合指数が59.48ポイント高の8887.22と揃って上昇したが、シカゴ日経225先物は大阪日中比45円安の23785円と小幅安。20日早朝の為替は1ドル=109円30-40銭と昨日の大引け時点比で約20銭の円高。本日の東京市場は、米半導体大手の目標株価引き上げに基づくSOX指数の上昇を受けて、下落が続いた東エレク<8035>やキーエンス<6861>など電子部品セクターの押し目買いが予想される。ただ、為替が若干の円高に振れているため、小幅な反発に留まりそうだ。他方、ここ数日続いていた米長期金利の上昇は一服しているため、大手金融株は横ばいの動きとなろう。昨日はマザーズ市場において、直近IPO銘柄の活発な取引がみられた。本日もIPOがあるため、東証1部市場の大型株が手掛けにくい中、引き続き直近IPOを中心とした中小型株の物色が主体となろう。《US》

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