Sansan、上場後初の四半期決算を発表 特損計上も増収増益

2019年10月17日 16:43

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 Sansanは15日、上場後初となる四半期決算を発表した。2020年5月期第1四半期はソフトエアの減損損失を計上したものの、増収増益を達成。企業の抱える課題を解決するSansan事業とビジネスパーソンが抱える課題を解決するEight事業が、いずれも前年同期比で増収増益。通期の業績見通しは期初に発表した数値を据え置いた。

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 Sansanは、2007年設立のクラウド名刺管理サービス企業で、6月に東証マザーズに上場。同社の名刺アプリ「Sansan」が大手企業を中心に圧倒的なシェアを持つことに加え、経済産業省管轄のINCJ(旧産業革新機構)より出資を受けていたこともあり、上場時には注目された。

 20年5月期第1四半期は、連結売上高が前年同期比35.8%増の31億円、連結営業利益が同252.8%増の2.5億円、連結純利益が同98.5%増の1.1億円となった。営業利益が大きく伸びたのは、売上の延びに対し広告宣伝費を抑えたことによる。純利益は、ソフトウェアの減損損失3700万円を反映後の数字。

 通期の業績見通しは期初に発表した数値を維持し、連結売上高は前年比35.4%増の138.2億円、連結営業利益は7.2億円(前期は8.5億円の赤字)、連結純利益は6.7億円(前期は9.5億円の赤字)とした。

 同社の主な事業は、名刺をデータ化・可視化・共有できる法人向け名刺管理サービス「Sansan」を展開するSansan事業と、SNSの仕組みを取り入れ名刺をネットワーク化するビジネスパーソ向け名刺アプリ「Eight」を展開するEight事業の2つ。

 第1四半期は、Sansan事業においては営業人員の採用など体制強化により大企業のみならず中小企業でも導入が増加。Eight事業では、有料サービスの契約件数増加に注力。その結果、競合サービスが台頭する中、2事業ともに前年同期比で増収増益を達成した。

 同社の株価は、好調な業績の推移に対し冴えない状況が続く。上場後翌月には6,100円台で取引されていたものの、その後下落し、16日の終値は4,130円だった。(記事:dailyst・記事一覧を見る

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