AIで英語授業支援する「トレパ」、動画掲載と発話学習の管理機能を追加

2019年9月22日 19:03

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「動画掲載機能」の画面イメージ。(画像:デジタル・ナレッジの発表資料より)

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  • 学習管理機能(動画視聴ヒートマップ)
  • 学習管理機能(発話診断学習記録)

 eラーニング事業を手掛けるデジタル・ナレッジ(東京都台東区)は20日、英語4技能対応授業を支援するAI(人工知能)ツール「トレパ」に、動画掲載機能と生徒の発話内容を録音して確認できる学習管理機能を追加したと発表した。国が推進する英語4技能に対応した授業をより効率的に進めることができ、生徒の学習の進捗状況も把握しやすくなるという。

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 2020年に学習指導要領が改訂され、大学入試改革も行われる。これに伴い英語教育の見直しが注目されている。小学校3年生から外国語の授業が始まり、5年生からは英語が教科化され評価の対象になる。大学入試ではリーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの英語4技能を評価するために、民間資格試験や検定試験の成績が採用される。

 一方で、小・中・高校の教育現場では教員の人材不足やスキル不足が課題となっており、英語4技能に対応した授業の実現は教員にとって大きな負担になると考えられる。また、スピーキングやライティングのためにアウトプット型のトレーニングを増やしたり、会話力や文章力を身に付けさせたくとも、教員1人ですべての生徒に丁寧に対応することも難しい。

 こうした背景から、AIを活用して英語教材作成の負担を減らそうというのが、デジタル・ナレッジが開発したトレパだ。トレパは、ネイティブとほぼ変わらない発音で例文を読み上げたり、生徒の回答を画像認識してスペルや文法のチェックができる。また、教員の作成した問題と解答をAIが学習し、生徒の解答との一致度を判断する。

 さらに、生徒の発話内容を意味と文法から判断し応答する機能により、トレパとの英語での会話やテキストでのやり取りを続けられるため、会話力が向上するという。これにより、教員の負担が大きいといわれるスピーキングやライティングのトレーニングを効率的に行うことが可能だ。

 デジタル・ナレッジは、eラーニングを専業とするIT関連企業。これまでに1,500以上の学校や企業へデジタル教材を導入した実績を持つ。(記事:Kei_T・記事一覧を見る

関連キーワード人工知能(AI)学習指導要領

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