「西武所沢店」がショッピングセンターへ 今秋全館リニューアル

2019年8月13日 16:34

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西武所沢店リニューアルのイメージ(そごう・西武発表資料より)

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 そごう・西武は埼玉県所沢市日吉町の西武所沢店を2019年秋、ショッピングセンターにリニューアルし、売り場面積の7割強を定期借地権付きの専門店に切り替える。訪日外国人観光客の来店が少ない大都市圏郊外や地方の百貨店は、従来型のビジネスモデルが苦戦を続けているだけに、そごう・西武は今回のリニューアルを郊外、地方店の新モデルと位置付けている。

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 今回のリニューアルでは、地下1階から地上8階まで売り場面積約1万9,000平方メートルの店舗について、上層階を中心に全面改装した。百貨店ならではの「食」と「レディースファッション」、「ビューティー」のラインナップを残しながら、専門店を大幅に導入、9月から11月の間に段階的にオープンさせる。店舗数は約120で、うち約50店が新規オープンとなる。

 百貨店型のオペレーションが残るのは、地下1階と3階の婦人服売り場、1階、7階の一部だけ。無印良品やロフト、ABCマート、ジンズなど人気店が順次入るほか、6階を全面、家電製品売り場にする。2階は新ゾーンのビューティーステージとなり、ジョンマスターオーガニックやファンケルなどが出店する。

 8階はライフガーデンとし、劇団のユースシアタージャパンがフロア内で公演するほか、旅行代理店や楽器店など目的来店型コンテンツを充実させる。1階には300席を備えたフードホールが登場、麺類から洋食、ビール工房、ベーカリーなど11店が出店する。

 百貨店のビジネスモデルは郊外型ショッピングセンターとの競争やインターネット通販の攻勢、若者の百貨店離れなどから苦戦が続いている。都心部の旗艦店は訪日外国人観光客の需要が助けとなっているが、郊外や地方の店舗は明るい材料が見えず、閉店が続出している。

 そごう・西武も全国15店のうち、2019年2月期の売り上げは都心部に比べて郊外や地方店が大きく落ち込んだ。このため、今回のリニューアルをモデルに郊外、地方店の生き残りを図りたい考えだ。(記事:高田泰・記事一覧を見る

関連キーワード埼玉県西武(百貨店)そごう

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