タイヤ2014年問題 タイヤバーストに注意 高速連続走行では空気圧を高くする

2019年8月12日 12:22

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 「2014年製造のタイヤが危ない」訳ではない。タイヤは溝があっても5年ほどでゴムが劣化すると言われている。どうして5年なのかの説明がないのは、「メーカーが売りたいため」だろう。ゴムの寿命があるのは分かるのだが、5年ほどで亀裂ができるというのは消費者としては納得がいかないところだ。

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 車のタイヤの溝は1.6mm以下になると車検が通らなくなる。だが、少々の亀裂だと通ってしまうのだ。走行距離が多いクルマ、例えば年間2~3万km以上走行するクルマなら、タイヤの溝だけ気にしていれば良いだろう。

 しかし、距離が伸びないクルマは、溝が減ってしまうよりも先にゴムが劣化してしまうことになる。それが5年と言われているのだ。中には4年だという人もいる。それは、残念ながら保管環境による。しかし、屋根付きのガレージで保管している車の場合は心配いらないかと言うと、そうもいかない。

 ガレージに入っていれば風雨にさらされないことで有利なのだが、温度や湿度が問題だ。また、その変化量が大きいほど、劣化は進むと考えなければならない。だからどんなに環境を整えていても、タイヤは5年ほどの寿命であると考えておくほうが無難だろう。しかし、「5年ほどしか持たないタイヤしかできないタイヤメーカーがだらしがない」とも思う。

 タイヤに限らず、どの様な製品でも消耗してくれないと買い替えがない。そこでメーカーの施策の中では、故意に製品寿命を短く作っているものもあると言われてきた。タイヤがそうなのかは、なかなか分からない。しかし、現代のメーカーは寿命が短いことをよく宣伝している。自動車用品で顕著なのは、エンジンオイルやバッテリーなどだ。

 実際、アイドリングストップが行われる車が多くなり、充電・放電を頻繁に行うようになって、バッテリーの寿命も短くなった。専用のバッテリーが出きているのだが、やはり寿命が1年などと言った極端に短いことを言ったりする。エンジンオイルに至っては、6カ月点検ごとに交換を奨めてくる。オイルは自分で点検することもできるため、自分で判断しよう。

 タイヤについては、街中ではめったにバーストをしなくなった。しかし、高速道路では頻繁に発生しているようだ。その原因の最大のものと考えられるのが、空気圧だ。空気圧が不足している状態で、高速走行するとゴムが波打ってしまう。そのためバーストが起こる。だから頻繁に空気圧をチェックして、連続高速走行をするときは指定空気圧の1.2倍にしておく必要がある。乗り心地は少々悪くなるのだが、街中でなく高速道路のためあまり気にならないはずだ。

 危険なのは、高速でのバーストはコントロールが効かなくなること。最近では、バーストしていても気付かずそのまま走っている人も見かけることがある。特にリアタイヤが気付きにくいのだが、運転しながら少々ハンドルを左右に切って見ると、滑っていることが分かる。バーストしたまま走るとタイヤが完全に使えなくなってしまうため、すぐに止まって亀裂の具合を見たほうが良い。

 最近のクルマにはスペアタイヤを積んでいないことが多いが、修理剤での一時的な補修やエマージェンシータイヤで走行する場合40km/h以下、できれば30kmまでとしたほうが無難だ。出来るだけ早くタイヤ屋やディーラーなどに駆け込もう。

しかし、バーストする前にタイヤチェックを怠りなくすることだ。タイヤメーカーには10年持つタイヤを開発するように望みたい。グリップ力と寿命は反比例するようだが、実用車ではどの程度のバランスなのだろうか。(記事:kenzoogata・記事一覧を見る

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