ヤフーと三越伊勢丹、AIでビッグデータ分析 子育てママ向けロングスカート開発

2019年7月28日 07:09

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開発されたロングスカート。(画像: ヤフーの発表資料より)

開発されたロングスカート。(画像: ヤフーの発表資料より)[写真拡大]

 ヤフーと三越伊勢丹は共同で、ヤフーのビッグデータとAIを活用し、三越伊勢丹のECブランド「arm in arm」向けとてし、小柄な子育てママのためのロングスカートを開発した。今回の開発は、ヤフーが10月より提供開始予定のデータソリューションサービス「DATA FOREST(データフォレスト)」の実証実験の一環として行われており、商品は、9月下旬より「arm in arm」のECサイトで発売予定となっている。

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 「DATA FOREST」は、ヤフーが提供するニュース、検索サイト、購買などで得たデータを、企業や自治体などの参加者が様々な切り口で分析し、ターゲットとなる生活者の興味や関心といった情報を得られるサービスだ。

 機械学習や自然言語処理などのAI技術を活用し、レコメンドや予測などのソリューションを提供する。ヤフーはデータの活用を通じて参加者それぞれが成長することで、更なるデータが集まるエコシステムを目指している。

 両社は今回の商品開発にあたり、「Yahoo!検索」での検索キーワードや、「Yahoo!知恵袋」での質問などをディープラーニングなどのAI技術で解析し、ターゲットとなる子育てママの服装に関する傾向や悩みなどを抽出した。その結果、小柄な子育てママがロングスカートに高い関心があり、また、自転車利用時や静電気、抱っこ紐の合わせ方などに悩みを持っていることが分かった。

 これらの結果をもとに、三越伊勢丹は座談会を通じて仮説と検証を進めながらロングスカートの開発を行った。今回開発したロングスカートは、抱っこ紐に合わせることができるようにポケットの高さを調節できるなど、子育てママの意見を反映した商品となった。また、小柄な女性でも調整しやすいよう、ボタンの色やスカートの丈なども座談会の意見を反映した。

 ヤフーと三越伊勢丹は、今回開発した商品の反響を踏まえ、ビッグデータを活用した商品の開発、そしてファッションとテクノロジーを掛け合わせた「ファッションテック」の推進を行っていく。(記事:まなたけ・記事一覧を見る

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