森保ジャパン、エルサルバドルに2-0で勝利 サッカー国際親善試合

2019年6月9日 22:15

印刷

 9日、宮城・ひとめぼれスタジアムでサッカーキリンチャレンジカップ国際親善試合が行われ、日本がエルサルバドルに2-0で快勝した。国際サッカー連盟(FIFA)ランキング71位のエルサルバドルとの対戦だったが、前半で2点を挙げ大きなピンチも与えずそのまま逃げ切った。日本は0-0の引き分けに終わった5日のトリニダード・トバゴ戦と同様に3バックの布陣で臨んで勝利した。

 前半19分、日本は冨安健洋が右サイドからPA右に長いスルーパスを供給すると、反応した永井謙佑が走り込んで追い付く。永井は深い位置でDF2人を切り返してかわすと、ゴール前に切り込んで左足でゴールニアサイドへのシュートを決め先制に成功する。

 前半41分、日本は畠中槙之輔がPA左に長いスルーパスを供給すると反応した原口元気がスライディングしながら折り返す。そこに走り込んだ永井がダイレクトで合わせたボールが、ニアサイドのゴールポストを叩きながらゴールインして前半の内に追加点を挙げる。

 後半14分、大迫勇也、山中亮輔、室屋成が投入され4バックシステムに変更する。後半22分、この試合で日本代表デビューが期待されていた久保建英が、中島翔哉とともに投入されると場内は歓声に包まれる。

 久保は後半28分、大迫から右サイドでボールを受けると、DF2人の間に切り込んでPA右からシュートを放つがGKにセーブされる。この後も注目された久保は随所に好プレイを見せ、代表での手応えを感じさせた。

関連キーワード

関連記事