東京都葛飾区、京成立石駅南口の再開発事業を都市計画決定

2019年6月5日 20:47

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京成立石駅南口再開発事業の完成イメージ(阪急阪神不動産発表資料より)

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 東京都葛飾区は、同区立石の京成電鉄京成立石駅南口で計画されている立石駅南口東地区第一種市街地再開発事業の都市計画決定を告示した。これを受け、2019年度中に立石駅南口東地区再開発組合が設立され、タワーマンションと商業施設などで構成される施設建設に入る。竣工目標は2024年度の予定。

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 計画地は京成電鉄押上線の京成立石駅前に位置する広さ約1ヘクタール。南側の商業・住宅複合地区、北側の駅前地区に分けて開発し、防災力の向上やにぎわいの創出、子どもから高齢者までが生き生きと暮らせる住環境の整備などを目標としている。

 商業・住宅複合地区には34階建て延べ約5万3,000平方メートル、高さ125メートルのタワーマンションを建てる。住宅の予定戸数は約450戸で、低層階に店舗やオフィスを入れる計画。

 駅により近い駅前地区には、3階建て延べ約1,500平方メートルの商業施設やタクシーなどを利用できる交通広場を設置する。商業施設には物販、飲食店や公共施設などが入居する方向。駐車場や駐輪場も併設することにしている。

 京成立石駅周辺では、押上線の連続立体交差事業を機に北口地区、南口の東地区、西地区で大規模な再開発事業が計画されている。このうち、北口地区では葛飾区の総合庁舎整備も予定されている。

 今回の計画地である南口東地区は葛飾区内有数の商業集積を持ち、多くの人でにぎわっているが、老朽化した建物が密集し、狭い道路が多数残っている。首都直下型地震などに備えるためにも、環境整備の必要性が指摘されていた。

 地区内では2013年に立石駅南口東地区再開発準備組合が発足し、組合員予定者として野村不動産と阪急阪神不動産が参画、計画を練っていた。今後は2019年度中に再開発組合を設立して認可を受けたあと、2020年度に権利変換計画の認可を目指している。順調に計画が進めば、施設工事に入るのが2021年度になる見込み。2024年度の竣工を目標にしている。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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