沖縄「ゆいレール」、「Suica」など利用可能に 2020年春から

2019年5月26日 10:37

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ゆいレール (c) 123rf

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●全国の交通系ICカードが利用可能に

 沖縄都市モノレールは24日、来年春を目途に、JR東日本が提供している交通系ICカード「Suica」を導入すると発表した。これにあわせて、「Suica」と相互利用している、Kitaca、PASMO、manaca、TOICA、PiTaPa、ICOCA、はやかけん、nimoca、SUGOCAも利用可能となる。

【昨年には】沖縄の「ゆいレール」でアリペイ利用の実証実験が開始

●駅の混雑緩和に向けて

 導入されるのは、沖縄都市モノレール線(愛称、ゆいレール)の全線。現在は、交通系ICカードとしては、ゆいレールや沖縄本土の路線バスでのみ利用可能な「OKICA」しか使うことができなかった。

 特に多くの旅行者やビジネスパーソンが利用する那覇空港駅では、航空機の到着ラッシュの時間帯になるとゆいレールの切符売り場に長蛇の列ができ、利用者の増加に伴ってその混雑にも拍車がかかっていた。今回、全国で使われている交通系ICカードが導入されることで、改札付近の混雑緩和が期待される。

●OKICAのメリットはそのままに

 全国の交通系ICカードが導入されることによって旅行者は便利になるが、沖縄在住者にとってはOKICAのメリットも残る。OKICAには、小児用や障碍者用、免許返納者用など割引制度が付いたものがあり、また旅行者であっても、OKICAに付帯されているポイントサービスはOKICAでのみしか受けることができない。

●同時に発表された路線延長と増備計画

 24日の会見では、交通系ICカードの導入のほかに、路線延長と編成増備の予定も発表された。現在、那覇空港駅から首里駅まで結んでいる路線は、首里駅から先、てだこ浦西駅までを10月1日に延長開業する。さらに現行の2両編成では乗客の増大に対応できていないことから、3両編成に増備するための用地買収や整備基地の確保に向けた取り組みをスタートさせる。(記事:speedbird・記事一覧を見る

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