商業施設と公園など一体再開発、町田のグランベリーパークが11月街開き

2019年5月15日 08:44

印刷

南町田グランベリーパークのイメージ(東急電鉄など発表資料より)

南町田グランベリーパークのイメージ(東急電鉄など発表資料より)[写真拡大]

 東京都町田市と東急電鉄、ソニー・クリエイティブプロダクツは14日、町田市鶴間の東急田園都市線南町田駅周辺で整備している「南町田グランベリーパーク」を11月に街開きすることを明らかにした。新駅、商業施設、公園などを一体再開発し、にぎわい拠点を創出するもので、12月には「スヌーピーミュージアム」がオープンする。

【こちらも】大分オーパ、6月1日にグランドオープン 「食」中心に45店

 予定地は南町田駅南側で2017年まで営業していたショッピングモール「グランベリーモール」の跡地と、鶴間公園を中心とした約22ヘクタール。東京ドーム4.7個分の広さに当たる。

 商業施設は名称が「グランベリーパーク」。延べ床面積約15万平方メートルで、約230の店舗が入居する。店舗面積は約5万3,000平方メートル、駐車場は約2,000台分が用意される。ファッション、飲食、エンターテイメント、各種サービスなど多彩な店舗が並ぶほか、グランベリープラザなど7つの屋外広場も設けられる。

 主な店舗はシネマコンプレックスの「109シネマズ」、アウトドア用品の「モンベル」、キャンピングカーの「トイファクトリー」など。

 商業施設と鶴間公園の間には、「パークライフ・サイト」と命名したコミュニティ形成の場所を設置し、カフェや児童館、ワークショップスペースなどが入る複合施設と広場が建設される。

 街開きから1カ月遅れて開館する予定のスヌーピーミュージアムは、スヌーピーファンの聖地とされる米カリフォルニア州のシュルツ美術館の公式サテライトで、東京六本木にあった旧施設の約2倍のスペースに原作「ピーナッツ」の原画などが展示される。専用のワークショップルームが設けられるほか、ここでしか手に入らないオリジナルグッズの販売を予定している。

 鶴間公園は芝生広場や子ども向けの遊具が新たに整備される。南町田駅は「南町田グランベリーパーク駅」と改称する予定。2019年度中に土日曜と祝日しか停車しなかった急行電車が平日も停車するようになる。(記事:高田泰・記事一覧を見る

関連キーワード

関連記事