H2O、「和食さと」など運営のSRSホールディングスと資本業務提携

2019年5月13日 18:54

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 エイチ・ツー・オーリテイリング(H2O)は10日、「和食さと」「にぎり長次郎」など外食チェーンを運営するSRSホールディングスと資本業務提携で基本合意に達したことを発表した。SRSの発行済み株式の約3%を取得し、H2Oと阪急阪神ホールディングスのポイントサービス「Sポイント」をSRSで利用できるようにする。

【こちらも】セブンイレブン、関西店舗で阪急阪神グループの「Sポイント」導入へ

 H2OとSRSは既に基本合意書を交わしており、今後も両社で協議を継続して正式合意を目指す。H2Oは出資額について公表していないが、SRSの株価から推計すると10億円程度になるとみられている。

 SRSは、関西を中心に外食店を3月末現在で442店展開している。中期経営計画では既存店の収益向上と平行し、西日本を中心にM&Aを進めるなどして2022年度に売上1,000億円を目指しており、関西でじわじわと存在感を増してきた。H2OはSポイントの利用とともに、傘下のうどんチェーンなどとSRSの店舗による共同仕入れや共同配送、H2Oの商業施設へのSRS出店、H2Oで開発した商品を活用する共同事業などを想定している。

 H2Oは「関西ドミナント化戦略」を打ち出し、地元の関西で存在感をさらに高めるため、百貨店事業に加えてスーパーや外食でも手を広げている。特に力を入れている1つがSポイントの普及。会員数750万人以上、使える店舗数約5,000店で、流通系のポイントサービスとしてはセブン&アイ・ホールディングスの「nanacoポイント」や、イオングループの「WAONポイント」に及ばないものの、関西では高い知名度を持つようになってきた。

 2018年には兵庫県の関西スーパーマーケット、関西2府4県のセブン-イレブンで利用できるようになっており、H2Oはさらに利用客の囲い込みを目指してSポイントのビジネスパートナーを探していた。ポイントサービスは通販、通信系の楽天スーパーポイントやTポイント、dポイントなどが流通系ポイントと激しくしのぎを削り合っている。H2Oは今回の資本業務提携を機に関西でさらにSポイントを売り込んでいく。(記事:高田泰・記事一覧を見る

関連キーワードエイチ・ツー・オーリテイリングSRSホールディングス

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