副業をする目的は? 目的別おすすめの副業

2019年4月20日 19:43

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 先日、経団連の中西宏明会長が、終身雇用を続けるのは難しいと述べた。終身雇用制が崩壊したとは以前からよく言われていたものだが、ついに経団連がこのように述べたことで、より一層、現実味を帯びて感じた人も多かったかもしれない。そこで終身雇用制が崩壊したと言われている今、注目されていることが「副業」ではないだろうか。実際、副業に興味を抱いている人は多い。しかしどのような目的を持っているかにより、やるべき副業とそうでない副業がある。ここでは目的別に副業をいくつか紹介する。

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●毎月の生活費の足しにしたい場合

 とにかく現状の収入だけでは生活が厳しく、現状より少しでも余裕のある生活をしたいと思っている人は、休日を利用してアルバイトをするのがいいだろう。時給が決まっているので毎月ある程度決まった収入を得られる点が良いところである。しかしアルバイトの内容にもよるが、基本的には会社勤め同様、上司に言われた作業をこなすことになるため、新たなスキルを身に付けたいと思っている場合にはあまり向いていない。

●スキルを身に付けていつかはフリーランスになりたい/起業したい場合

 すぐに多くの収入を求めているわけではなく、副業で身につけたスキルを活かして、いつかはフリーランスや起業家として活躍したいと思っている人は、やりたいことの勉強をしつつ、自分でインターネットなどを通して仕事を引き受ける方法がいいだろう。初めのうちは収入がほぼゼロに等しいかもしれないが、個人のスキルと売り込み次第では多くの収入を得られるようになり、フリーランスや起業する近道にもなる。

●特に目的はない/隙間時間に何かしたい場合

 特に目的があるわけではないものの、休日に予定もなく、暇つぶしになるような何かをしたい場合、インターネットでのアンケートなど、単純な作業をこなしていくといいだろう。作業が単純なので簡単、内容によってはすぐに完成して収入を得られる。ただ単価はかなり低い。

 以上、目的別で3パターン紹介してきた。現在副業を始めようか悩んでいる人にはぜひ、どういう目的で副業をするのか、よく考えてから始めてほしい。(記事:IKO・記事一覧を見る

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