資生堂の新研究開発拠点が本格稼働へ 市民との交流施設も 横浜で

2019年4月2日 21:50

小

中

大

印刷

資生堂の新研究開発拠点「資生堂グローバルイノベーションセンター」(イメージ図:資生堂の発表資料より)

資生堂の新研究開発拠点「資生堂グローバルイノベーションセンター」(イメージ図:資生堂の発表資料より)[写真拡大]

写真の拡大

 資生堂(東京都中央区)は2日、横浜市西区の横浜みなとみらい21地区に建設した新しい研究開発拠点「資生堂グローバルイノベーションセンター(GIC)」が、4月から本格稼働すると発表した。都市型オープンラボとして、施設の一部を市民に開放。4月13日には、展示スペースや室内スタジオ、パーラーなどのある1・2階のコミュニケーションエリアをオープンし、市民と研究員らの交流を図る。

【こちらも】資生堂、アリババと提携し中国向け新商品開発を強化 連携オフィスも開設

 GICは地下1階地上16階建てで延べ約5万6000平方メートル。1・2階は「美のひらめきと出会う場所」をコンセプトとした市民と研究員が交流する場となっており、放送作家で脚本家の小山薫堂氏がプロデュース。デザインは建築家でデザイナーの佐藤オオキ氏が担当した。

 3階は技術発表や学会などに使用できる最大500人収容のホール。4階は同社の営業社員が取引先と商談できるスペースとなっており、研究員を交えた商談ができる。また4階には、外部研究機関との共同研究室も設置した。

 5階以上は研究フロアで、研究員同士が交流できるフリーアドレスのスペースや、モニターが実際に生活しながら研究技術の試験に参加できるマンションの一室を模した試験室もある。

 13日にオープンするコミュニケーションエリアの1階には、研究員と美容部員が利用者の肌を解析し、一人一人の肌や好みに合わせた「マイコスメ(化粧品・乳液)」を製造する「ビューティーバー」や、資生堂ランニングクラブのノウハウを生かしたランニングやウオーキングのトレーニングプログラムを体験できる「エスパークスタジオ」があり、資生堂パーラーが運営するカフェで食事を楽しむこともできる。

 また2階には、100年を超える資生堂の研究の歴史を紹介する体験型ミュージアム「エスパークミュージアム」があり、最先端技術の展示や体験コンテンツを通じて、「美」について考えることができる。

 コミュニケーションアリアは、施設によってオープン時間が異なるが、平日のほか土曜・祝日もオープンし、日曜日が休館。

 同社は、こうした外部との交流が図れる研究施設を整備することで、「今後は新知見を追究するだけでなく、外部の発想を取り込む研究スタイルにシフトしていく」としている。

関連キーワード横浜資生堂資生堂パーラー

広告

財経アクセスランキング

広告

写真で見るニュース

  • 開発された「マルコメ君」のロボット。(マルコメの発表資料より)
  • 月面写真。ここにも水が存在しているのかもしれない (c) NASA
  • ハッブル宇宙望遠鏡によって撮影されたNCG 4485 (c) ESA/NASA/Hubble
  • 雇用のあり方の変化は会社が求める能力にも影響している
  • 特別塗装機「ミニオンジェット2」(画像: 日本航空の発表資料より)
  • 水族館の完成イメージ。(画像:アクア・ライブ・インベストメント発表資料より)(c) Toshimaro IIDA Architectural Design
  • フルーツ ヨーグルト ブラン。(画像:クリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパン発表資料より)
  • 「プロパイロット2.0」(インテリジェント高速道路ルート走行)の利用イメージ。(画像: 日産自動車の発表資料より)
 

広告

ピックアップ 注目ニュース