資生堂、アリババと提携し中国向け新商品開発を強化 連携オフィスも開設

2019年4月1日 19:10

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資生堂・アリババ共同開発の第1弾商品(画像: 資生堂の発表資料より)

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 資生堂は3月31日、中国市場向け商品開発等を強化するため、中国のアリババグループ(Alibaba Group Holding Limited)と 戦略業務提携を締結した。併せて、提携業務を推進するための「資生堂×アリババ戦略連携オフィス」を中国浙江省・杭州のアリババグループ本社のそばに開設した。

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 アリババグループは世界有数の電子商取引会社であり、同社が運営する「陶宝網(Taobao.com)」は、アジア最大の規模を有するECサイトとして知られ、中国では80%のシェアを有するという。また中国人消費者向けのオンライン決済サービスでは、最大手となる「アリペイ(Alipay:支付宝)」の運営も行っており、アリペイで決済をするショッピングモール「天猫(Tmall)」も持つ。天猫が毎年11月11日に実施する半額セールは、世界的にニュースになるなど、有名である。

 アリババグループと協業して事業を推進する専業オフィスを開設するのは、化粧品業界では資生堂が世界初となる。資生堂は、業務提携を通じて、アリババがEコマース事業を通じて集積した中国の消費者関連ビッグデータなどを活用し、中国市場向けの新商品開発、ブランドマーケティング等を強化する。また中国の消費者ニーズを踏まえたサービスを開発提供することで、若年層などの新たな顧客層の掘り起こしを行う。

 資生堂とアリババの共同開発商品の第1弾は、「アクエア(AQUAIR)」ブランドの中国人向けシャンプー(Mild and Refreshing Scalp Shampoo)とトリートメント(Essence Oil for Split Ends)となり、9月から販売する予定。共同開発商品は、アリババグループ天猫新商品開発センターが有する中国7億人の消費者ビッグデータを活用して開発された。販売は、天猫でのみ行われる。

 資生堂は今後、アリババとの共同開発商品を拡充し、業務提携を強化するという。

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