パイオニア、先進運転支援システムとAIによる眠気検知搭載のドラレコ発売

2019年3月30日 17:01

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パイオニア Intelligent Pilot 通信型2カメラドライブレコーダー「TMX-DM03」(画像:パイオニア発表資料より)

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  • パイオニア Intelligent Pilot(画像:パイオニア発表資料より)
  • TMX-DM03 眠気検知イメージ(画像:パイオニア発表資料より)

 パイオニア(東京都文京区)は28日、同社が提供する先進運転支援システム「Intelligent Pilot(インテリジェントパイロット)」に、AIによって眠気やわき見を検知するドライバーモニタリング機能を搭載した通信型2カメラドライブレコーダー「TMX-DM03」を追加し、4月から販売すると発表した。ドライバーの疲労や居眠りによる自動車事故の防止に役立つことが期待される。

【こちらも】パイオニア「インテリジェント パイロット」にAI「ユアスコアリング」追加 高機能化

 ドライバーの運転を支援することによって事故を未然に防止する先進運転支援システムは、先進国の自動車市場では環境問題と並んで最重要課題の一つとされている。26日には、欧州委員会(EC)が、欧州全域で先進運転支援システムの導入を義務化することに暫定合意したことを発表している。この合意では、運転中の眠気や注意散漫の警告システムなどの装着が義務付けられており、2022年の施行を目指しているという。日本でも長距離トラックや観光バスの事故を受けて、旅客・貨物業者に対し、睡眠不足の状況を点呼簿の記録事項に追加するなどの規則改正が行われている。

 Intelligent Pilotは、デジタル地図などを利用した「事故リスク予測プラットフォーム」と、常時通信型IoTデバイスを連携させた先進運転支援システム。プローブデータ(自動車に搭載したセンサーから得られる走行位置や社則などのビッグデータ)や実際に事故が発生した地点データ、天気、ドライバーの運転傾向などから、事故リスクを予測することができる。

今回新たに導入されるドライブレコーダーは、AIのアルゴリズムによってまぶたの開閉時間やまばたきの回数、顔の傾きなどを検知し、眠気を判断して警告する。このほかにもドライバーの危険運転を検知して注意喚起したり、事故リスクが高まると警告したりする機能が装備されている。

 パイオニアでは今後もIntelligent Pilotの機能を拡充させていくとともに、海外展開も視野に、さまざまな自動車関連事業者へ同システムの採用を提案することで、交通事故削減に取り組んでいきたいとしている。

 同社は、27日に東証一部上場を廃止したばかり。現在は香港の投資ファンドの傘下で経営再建を目指している。(記事:Kei_T・記事一覧を見る

関連キーワードビッグデータIoT(Internet of Things)欧州委員会パイオニアドライブレコーダー

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