セブンイレブン、直営10店舗で営業時間短縮の実証実験を開始

2019年3月23日 10:56

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 セブン-イレブン・ジャパンは21日夜から、東京都足立区本木の本木店など全国の直営10店舗で、深夜の営業時間を短縮する実証実験を開始した。今後、数カ月かけて商品の売り上げ状況や配送への影響などを調べる。さらに国内店舗の大半を占めるフランチャイズの加盟店も実験に加える計画で、24時間営業を原則としてきたセブン-イレブンの方針にどう影響するのかが注目を集めそうだ。

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 セブン-イレブン本木店では実験期間中、営業時間が午前5時から翌午前1時までの20時間となる。実証実験スタートの22日午前1時すぎに従業員が駐車場を閉鎖して店舗の扉を閉めた。

 実証実験は直営店10店舗でスタートし、営業時間は、午前7時から午後11時まで、午前6時から翌午前0時まで、午前5時から翌午前1時までの3つ。少なくとも数カ月は実験を続けて商品売り上げなど店舗運営への影響を精査、対応策を打ち出す。本木店以外の実験参加店は公表していない。

 今後、加盟店も実験に加える予定で、セブン-イレブン本部には全国約80の店舗から参加希望が寄せられている。実施の時期や規模などは今後決めるが、セブン-イレブン本部はなるべく早い時期に実験に加えたい意向。

 セブン-イレブンは駅の構内やオフィスビルの中に設けられた店舗を除き、24時間営業を原則としてきた。しかし人手不足により、加盟店オーナーの負担が大きくなるなど問題が表面化、大阪府東大阪市の加盟店が時短営業を強行してセブン-イレブン本部と対立する事態に発展した。

 実証実験後の対応についてはまだ定まっていないが、セブン-イレブン本部は24時間営業の原則を維持しながら、個々の加盟店が置かれた事情に向き合っていく方針。24時間営業の維持に向け、従業員の派遣業者紹介など加盟店支援を強化する一方で、営業時間について全国一律の判断を下さないとして個別対応に含みを持たせている。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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