「サラダチキン」が牽引、ロングライフ惣菜市場拡大 18年度は2155億円へ

2019年3月21日 19:38

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ロングライフ惣菜の市場規模推移。(画像: TPCマーケティングリサーチの発表資料より)

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 TPCマーケティングリサーチは20日、ロングライフ惣菜市場についての調査結果を発表した。17年度のロングライフ惣菜市場は前年比8.3%増の2,022億円、18年度予測は同4.8%増の2,155.5億円。シニア層や単身、2人層の増加により市場は拡大している。

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 ロングライフ惣菜とは、本来の風味を損なわずに長期保存を可能とした総菜。殺菌と包装の技術革新により「おいしさ」を保持できるため、スーパーやコンビニを中心に市場は拡大している。

 分野別は以下の通り。
 

■洋風惣菜

 17年度は前年比7.3%増の1,187億円、18年度予測は同6.1%増の1,259億円。市場を牽引しているのは「サラダチキン」。ダイエットなど健康志向を背景に長らく追い風が吹き、その手頃な価格から18年度も継続した需要の増加が見込まれている。

■和風総菜

 17年度は前年比9.2%増の803.5億円、18年度予測は同3.6%増の832.5億円。市場は野菜煮物や焼き魚、煮魚が牽引。ラインアップの豊富さやトレー容器の簡易性などが好評、コンビニを中心に拡大している。今後も少量サイズなど個食に合わせた商品の拡充により、さらなる拡大が期待されている。

■アジア惣菜

 17年度は前年比26.0%増の31.5億円、18年度予測は同12.7%減の27.5億円。ご飯や麺にかけるなど用途が豊富な「アジアスープ」が好調。市場はコンビニを中心に新商品の投入が加速しているため拡大している。ただし18年度は商品の改廃による品目数低下により、前年比減になると予測している。

■ナショナルブランド(NB)の企業別シェア・トップ5

 1位日本ハム 16.5%(178億円)、2位フジッコ 16.4%(176.5億円)、3位石井食品 7.5%(81億円)、4位伊藤ハム 7.0%(75.5億円)、5位プリマハム 6.2%(67億円)。

 企業別では日本ハムがトップ。「サラダチキン」や「ハンバーグ」といった主力商品が好調を維持している。伊藤ハムやプリマハムにおいても「サラダチキン」が好調。売上を大きく牽引するなど、惣菜市場における「サラダチキン」の存在感が際立っている。

■プライベートブランド(PB)企業別シェア・トップ3

 1位セブンイレブン・ジャパン 43.0%(406.5億円)、2位ファミリーマート 15.3%(144.5億円)、3位ローソン 13.9%(131.5億円)

 PBでも各社「サラダチキン」が好調。セブンイレブンは前年比8.3%増。「セブンプレミアムゴールド」にて展開のハンバーグがヒット、「サラダチキン」の拡充や魚惣菜の生産体制強化によるさらなる拡大を目指すとしている。

 ファミリーマートは同41.7%増と急成長、ローソンも同18.5%増と拡大を続けている。今後も各社、生産開発体制強化に努めているため、さらなる市場拡大が期待されている。

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