【株式市場】米中関係の改善期待などでドルが買われ円安になり日経平均は一時425円高

2019年2月12日 12:00

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均は2万745円28銭(412円11銭高)、TOPIXは1568.04ポイント(28.64ポイント高)、出来高概算(東証1部)は6億7522万株

 2月12日(火)前場の東京株式市場は、米中通商協議に楽観的な見方があるとされ、外為市場でドルが買われ、円は祝日中から1ドル110円台の円安傾向となり、トヨタ自動車<7203>(東1)や東京エレクトロン<8035>(東1)などが高く始まった。日経平均は112円高で始まり、ジリ高傾向。その後、米国議会が国境警備予算を巡る協議で原則合意と伝わると再びドル高・円安が強まり、11時過ぎには425円31銭高(2万758円48銭)まで上げた。前引けも412円11銭高(2万745円28銭)。東証2部指数は安いが、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は高い。

 レオン自動機<6272>(東1)が急伸し、8日発表の四半期決算の進ちょく率などが好感され、ケンコーマヨネーズ<2915>(東1)も進ちょく率などが好感されて高い。ラクオリア創薬<4579>(JQG)が今期の業績見通しを創業来初の黒字化予想として急伸し、バイオ株が軒並み高。トレンダーズ<6069>(東マ)は「TikTok(ティックトック)」関連事業への注目が再燃とされて大きく反発。

 東証1部の出来高概算は6億7522万株、売買代金は1兆2632億円。1部上場2127銘柄のうち、値上がり銘柄数は1797銘柄、値下がり銘柄数は292銘柄となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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