ライフ RSS

 

アルツハイマー病患者の脳内で歯周病菌が見つかる

2019年2月6日 23:03

小

中

大

印刷

記事提供元:スラド

 歯周病がアルツハイマー病を悪化させるという研究結果は以前にも報告されていたが(日本歯周病学会誌掲載論文)、米ルイビル大学の研究者らの発表によると、歯周炎の原因菌である「Porphyromonas gingivalis(ポルフィロモナス・ジンジバリス)」という細菌がアルツハイマー病患者の脳内で確認されたという(ニューズウィーク日本版Science Advances掲載論文ScienceAlert)。

 すでに既存研究ではマウスを使った実験で歯周病菌が脳に影響を及ぼし、アルツハイマー病と関連性があるとされているタンパク質であるアミロイドベータの産生量を増加させるという結果が確認されているが、今回の研究結果では脳内のポルフィロモナス・ジンジバリス菌や、この菌が産生する「gingipains」と呼ばれる酵素と、アルツハイマー病と関連のあるとされている「tau」と呼ばれるタンパク質や「ubiquitin」と呼ばれるタンパク質との相関関係も見られたという。

 この結果から、脳へのこの細菌の侵入がアルツハイマー病の発生や進行に強く関わっている可能性が考えられるとのことだが、なぜこのような関連性があるのか明確な証拠はまだ見つかっていないという。

 スラドのコメントを読む | 医療

 関連ストーリー:
国立長寿医療研究センターと島津製作所、微量の血液からアルツハイマー病変を検出する技術を確立 2018年02月03日
胃腸薬として知られるPPIを長期服用するとアルツハイマー病や腎臓疾患になりやすいという研究結果 2017年02月09日
ビールに含まれるホップ由来の苦み成分にはアルツハイマー病の予防効果がある? 2016年11月30日
高齢の猫の脳でアルツハイマー病と同じような神経細胞の脱落が確認される 2015年12月16日
ヒト成長ホルモン製剤によるヤコブ病発症者からアルツハイマーの原因となる物質が確認される 2015年09月14日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード歯周病細菌アルツハイマー病

広告

写真で見るニュース

  • 「店舗イメージ」(写真:ファミリーマートの発表資料より)
  • 「Snack Dine(スナック ダイン)」(画像: Mrk & Coの発表資料より)
  • 「Qast」のイメージ(anyの発表資料より)
  • 「鶴空」(画像: JAL Agriportの発表資料より)
  • ふくまる通り57のイメージ(阪神電鉄、JR西日本発表資料より)
 

広告

ピックアップ 注目ニュース