ファミリーマート、スマホ決済「ファミペイ」を7月から導入へ 

2019年2月3日 10:43

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 ファミリマートが7月より、スマホ決済アプリ「ファミペイ(FamiPay)」を導入すると発表した。ファミペイのコンセプトは、クーポンもポイントも決済もワンストップなオールインワンアプリ。バーコード決済、まとめ支払いといった独自の決済機能、買ったものをスマホで確認できる「電子レシート」機能、さらにTポイントをはじめとしたポイントプログラムと連携したマルチポイント機能などを搭載。

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 このアプリ「ファミペイ」は、客がレジでスマホ画面のバーコードを提示し、店員が読み取り決済をおこなう仕組みだ。将来的にはアプリを通じて収集した購買データをもとに買い物実績を調べ、後払い可能な買い物枠の設定も考えているという。

■2019年はモバイル決済や電子マネーが続々登場

 ファミペイのようなモバイル決済サービスは2019年も続々と開始される予定だ。5月には「ゆうちょpay」がQRコードとスマホを使った新しいスマホ決済アプリをリリースすると発表している。ゆうちょpayはゆうちょ総合口座を持っていれば審査不要・年齢制限なしで利用でき、今後駅券売機での現金引き出しや各種料金の支払いなどサービスを拡大するとのこと。

 また、セブンイレブンもセブン・ペイを2018年6月14日に設立し、新スマホ決済サービスを2019年に開始すると発表している。さらにフリマアプリ「メルカリ」からも、フリマで売り上げたお金を実店舗等の決済に利用できる決済サービス「メルペイ」を開始するとしている。

 2019年10月1日から消費税が10%に上がる。そのため政府は、増税から9カ月の間キャッシュレス決済でポイントを最大5%還元する制度を補助すると発表している。ファミペイなどの新サービスがどこまで対応するかはまだ発表されていないが、スマホ決済を使ったことがない人は使いやすいサービスを検討してみよう。

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