能條愛未、本当の卒業公演だった『GIRLS REVUE』

2019年1月28日 11:57

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 先日、この記事でもとりあげた、乃木坂46の新旧4名の実力者たちによる舞台『GIRLS REVUE』が東京公演での千秋楽を迎えた。

【こちらも】乃木坂46が目指したもう一つの頂点が見えてきた 舞台『GirlsRevue』

 記者はこの舞台、4回ほど見に行ったのだが、演劇好きな記者でも、同じ公演を4回も見ることはこれまでなかった。それぐらい素晴らしい公演だった。特に、先日乃木坂を卒業し、この舞台が卒業後最初の仕事となる能條愛未の演技力は圧巻だった。

 毎回、見るたびに進化していて、気が付けばこの舞台が能條愛未の本当の卒業公演だったのではないかという錯覚さえ覚えた。

 内容に関しては前回も触れており、大阪公演もあるため詳しくは書けないが、4人が様々なペアとなって織りなす世界観を、圧巻のダンスと歌で見せていくという、まさにレビューショーのようなもので、性別やキャラクターをどんどん入れ替えて演じるのは、そうそう簡単なことではない。

 出演者全員が舞台経験豊富な実力者ではあるが、その中で能條愛未は、正直群を抜くメッセージ性、表現力、そして歌唱力を見せつけた。誰かと誰かを比べて、あっちがいい、こっちがいいというのは大嫌いなのだが、この舞台に関しては、能條が他の3人より頭一つ抜けた状態だったとしか言いようがない。

 そして、それは同時に、乃木坂を支えていく3人の共演メンバーへの強烈なエールであったように思う。

 以前の記事で、記者は能條の卒業に際し、他のメンバー(西野・若月)に比べて、あまりにもあっけないのではないかという内容の記事を書かせてもらったが、そうではなかった。彼女はこの公演で、背中を見せつけるために、そして後輩たちにエールを送るために、全身全霊で稽古に取り組んでいたのだ(と思いたい)。

 そして、最後に残念だったこと。

 記者が4回も見に行くことができたのは、この公演が当日券でも入れてしまうぐらい、集客に苦戦しているということでもある。確かに、値段は少々高めではあるが、それだけの価値があるものだったということだけは、言っておきたい。

 大阪公演が、満席になることを祈る。(記事:潜水亭沈没・記事一覧を見る

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