Facebook、レーザー通信を使ったネットワークを深く静かに構築中

2019年1月26日 12:40

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記事提供元:スラド

taraiok曰く、 米カリフォルニア・ウィルソン山の山頂には、1949年まで世界最大の開口望遠鏡だったフッカー望遠鏡が存在していた。2004年には世界最大の光学干渉計を実現する高角分解能天文学センター(CHARA)が設置され、そして現在は二つ新たな天文台が建設されているという。新たな天文台は星の観察には使われないが、歴史的な意義のある存在になるかもしれないという(IEEE SpectrumCNETSlashdot)。

 この天文台にはFacebookの軌道上の衛星に接続するレーザー通信システムが収容されている。昨年、スクープされたFacebookの衛星通信計画の一部であるようだ。Facebookは実験衛星からミリ波の無線信号を地上に送信し、インターネット接続を確立する取り組みを行っているのだという。昨年の記事によれば、実験には「Athena」という名の衛星が使われていたとされる。

 Facebookの関連会社で、プロジェクトの運営企業であるPointViewは、昨年4月に連邦通信委員会(FCC)に対してE-Band周波数帯をブロードバンドアクセスに使用できるかをテストするための申請を行っている。政府機関の閉鎖が行われるまでは、その申請はFCCで保留されていたことが判明している。Facebookは長い間、レーザー通信技術に興味を持っていた。レーザーは無線送信機よりはるかに高いデータ転送速度を持ち、干渉やハッキングの影響をほとんど受けにくいためだ。

 Facebookは、ソーラー発電を使った成層圏ドローンによるE-Bandを使用した空対地レーザー通信の実験も行っていたが昨年6月に中止されている。ただし、TechCrunchiによると、エアバスと提携する形でドローン計画自体は続けられているようだ(TechCrunch)。

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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

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