WhatsApp、偽ニュース対策としてメッセージの転送制限を世界中で適用

2019年1月25日 09:50

印刷

記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward曰く、 偽ニュースの拡散に使われていることでたびたび問題となっているメッセージングサービスWhatsAppが、メッセージの転送を従来の20チャットから5チャットまでに制限すると発表した。

 WhatsAppのグループチャット機能ではメッセージを別のグループチャットに転送する機能がある。この機能がフェイクニュースの拡散に繋がり、インドでは昨年それが元で殺人事件まで起きている

 この転送制限はすでにインドで適用されているが、この制限が世界中で適用されることになる。なお、WhatsAppのアプリのアクティブユーザーは、昨年の9月以降、親会社であるFacebook本体のアクティブユーザーを上回っていると調査会社App Annieが発表している(Engadget JapaneseCNET JapanVentureBeatSlashdot)。

 スラドのコメントを読む | ITセクション | ニュース | 携帯電話 | インターネット

 関連ストーリー:
メキシコで偽ニュースを発端とする殺人事件発生、SNSで扇動された群衆が無実の人物を生きたまま焼き殺す 2018年11月14日
ブラジルで右翼YouTuberが国会議員に当選 2018年10月27日
インドでメッセージングアプリが発端のリンチ殺人事件が多数発生 2018年09月14日
インド政府、偽ニュース拡散防止のためメッセンジャーアプリ「WhatsApp」の暗号化解除を要請 2018年07月27日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事