スマホからの注文でロボットが配達 東京・港区のオフィスビルで実証実験

2018年12月12日 11:09

小

中

大

印刷

実証実験を行うスマホから注文すると、ロボットが商品を届けてくれる次世代カフェ(写真:森トラストの発表資料より)

実証実験を行うスマホから注文すると、ロボットが商品を届けてくれる次世代カフェ(写真:森トラストの発表資料より)[写真拡大]

写真の拡大

  • 利用時のイメージ。

 スマートフォンで受けた注文の商品を、搬送ロボットが客の元まで届ける次世代店舗の実証実験を、森トラスト(東京都港区)が2019年1月7日から東京都港区のオフィスビル、城山トラストタワー1階のカフェで行う。ロボットは店内だけでなくオフィスにまで商品を運ぶことができるため、客は注文口で並ぶ必要がなくなり、店舗スタッフの業務を軽減できるという。

【こちらも】品川プリンスホテル、デリバリーロボットを導入 軽食などを部屋まで配送へ

 同社によると、商品の搬送を行うのは、米国のロボット開発ベンチャー、サビオークが開発した自律走行型デリバリーロボット、「リレイ」。注文は、デジタルサービスの企画・開発会社、ショーケース・ギグ(東京都港区)が運営するオンライン注文・決済サービス「オーダー」を使う。

 客は、注文の前にスマートフォンの専用アプリを立ち上げ、店内のテーブルやオフィスに設置されたQRコードを読み取った後、アプリから商品や数量を指定して注文し、そのまま決済を行う。すると、注文された商品を収納したリレイが、店内のテーブルやオフィスの入口まで自走し、客はリレイのタッチパネルに暗証番号を入力して商品を受け取る。

 実証実験は2019年1月7日から、店内の一部座席とビル内の一部オフィスを対象に、当面はドリンクのみのサービスでスタート。順次、対象となる座席やオフィスを拡大し、6月末まで行う。

 搬送用ロボットのリレイは高さ92センチ、幅51センチ、重さ約40キロ。上部のふたを開けると、たて26センチ、横22センチ、深さ37センチの収納スペースがあり、4.5キロの物まで入れることができる。また、障害物を自分で感知して避けながら走行することができ、あらかじめプログラムしておけば、エレベーターも自分で操作できる。

 米国ではすでに多くのホテルで使われており、日本では昨年9月、品川プリンスホテル(東京都港区)が初めて導入したほか、今年9月に渋谷駅前に開業した渋谷ストリームエクセルホテル東急でも導入されている。

 森トラストでは今回の実証実験を通じて、顧客のニーズや満足度、採算性などを検証、事業化を検討することにしている。

関連キーワードロボット

広告

財経アクセスランキング

広告

SNSツール

RSS

facebook

zaikeishimbun

いいね!

twitter

@zaikei_it

フォロー

google+

Hatena

広告

ピックアップ 注目ニュース