イチゴの新ブランド「いちごさん」 佐賀県が7年かけ開発

2018年10月17日 11:10

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佐賀県が県内では20年ぶりに開発したイチゴの新品種「いちごさん」(画像:佐賀県の発表資料より)

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 佐賀県は16日、県としては「さがほのか」以来20年ぶりとなるイチゴの新ブランド「いちごさん」を開発したと発表した。美しい色と形、みずみずしい果汁などが特徴といい、2018年は11月下旬から約900トンを出荷する予定だという。

 県では、国内の多品種との競合や生産者の高齢化などで縮小傾向にある県内のイチゴ生産を盛り上げようと、7年前に「いちご次世代品種改良プロジェクト」を立ち上げた。その後、県と農協、生産者が協力し、7年かけて約1万5千の試験株の中から新品種を開発したという。

 新品種は、「凛と美しい色と形」「華やかでやさしい甘さ」「果汁のみずみずしさ」を特徴として、収穫量も「さがほのか」に比べ2割ほど多いという。「いちごさん」のブランド名はコピーライターの渡辺潤平さんが考案。渡辺さんは「日本中の人に長く愛されるイチゴとなるよう願い、呼びやすくて覚えやすい、清々しさとインパクトをあわせもつ名前を目指した」という。

 県によると、首都圏在住の女性108人に他の人気品種3品種と食べ比べてもらったところ、「最もおいしいイチゴ」に選ばれたほか、色、形、切り口でも最も高い評価を得た。今後、県は「眺めてうっとり、かじって甘い。」のキャッチコピーで売り出していくという。

 また、県は16日、佐賀市内でブランドの発表会を開き、ブランド名とロゴマークを発表。佐賀県農協の大島信之組合長は「『いちごさん』は消費者の皆様に喜んでいただける、そして感動を与えられるイチゴだと確信している」と話し、山口祥義知事は「『いちごさん』を一言で言うと、理想のイチゴ」などと新品種をPRしていた。

 現在、県内で「いちごさん」を栽培しているのは166戸で栽培面積は約18ヘクタール。今年度の出荷量は約900トンを見込んでいる。収穫は11月下旬から始まり、主に首都圏向けに出荷する。今後、生産農家を拡大し、生産量も年々増やしていく予定だという。

 県園芸課のまとめによると、2015年度の佐賀県内のイチゴの栽培面積は210ヘクタールで全国9位。生産量は8400トンで全国8位だった。

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