急ピッチの調整で短期的に反発も/後場の投資戦略

2018年10月16日 12:23

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;22407.54;+136.24TOPIX;1682.91;+7.47

[後場の投資戦略]

 日経平均は前日の下げ幅が大きかったうえ、9月安値(22172.90円、取引時間中)近辺まで急ピッチで調整が進んだこともあり、短期的な反発に期待した買いが入りやすいところだろう。ドル・円が112円割れ水準で下げ渋っていること、中国を中心としたアジア株の上昇も支援材料となる。前日には空売り比率(東証)が48.1%まで上昇しており、売り方の買い戻しを誘い後場の日経平均は引き続き堅調に推移しそうだ。

 ただ、前場の日経平均は200日移動平均線の位置する22500円手前で伸び悩んだ。今月下旬から7-9月期決算発表が本格化するが、安川電<6506>の業績下方修正も記憶に新しく、輸出企業を中心に新規の買いは手控えられる可能性がある。また、内需系の企業でも、本日発表予定の9月訪日外客数が前年同月比マイナスに転じるとの見方が出てきており、警戒ムードが強まっているようだ。東証1部上昇率上位の顔ぶれを見ると、個人投資家の物色は外部環境の影響を受けにくい、好業績の中小型株に集中しやすくなっているとみられる。(小林大純)《AK》

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