【株式市場】円安が再燃し材料株など強く日経平均は一時241円高まで上げ続伸基調

2018年9月11日 12:12

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均は2万2595円52銭(222円43銭高)、TOPIXは1694.14ポイント(6.53ポイント高)、出来高概算(東証1部)は6億7114万株

 9月11日(火)前場の東京株式市場は、米国の利上げを巡る思惑などからドル買い・円安が再燃したことなどを受け、自動車株や半導体関連株、薬品株などが強く始まり、日経平均は96円高で始まった。対ドルでの円安は逆風になるとされるソニー<6758>(東1)も高く、日経平均は10時30分過ぎに241円78銭高(2万2614円87銭)まで上げた。前引けも222円43銭高(2万2595円52銭)。一方、東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は軟調。

 日本エンタープライズ<4829>(東1)が店頭アフィリエイトサービス事業の譲渡など構造改革の進展に注目とされて大きく出直り、ヨネックス<7906>(東2)は全米オープンテニス女子シングルスで優勝した大坂なおみ選手(日清食品)の活躍効果が言われて東証2部の値上がり率トップ。CRI・ミドルウェア<3698>(東マ)は業績拡大期待が強く連日高値を更新。フライングガーデン<3317>(JQS)は株主優待が好感されてストップ高。

 東証1部の出来高概算は6億7114万株。売買代金は9354億円。1部上場2107銘柄のうち、値上がり銘柄数は840銘柄、値下がり銘柄数は1165銘柄となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【業績でみる株価】FCMは18年3月期大幅増収増益・増配予想で再増額の可能性(2018/02/20)
【株式評論家の視点】日本システム技術は第3四半期営業黒字転換、昨年9月の下値圏に届き値ごろ感(2018/02/08)
カチタスはニトリの家具・インテリア付き中古住宅の販売に期待感、2600円どころが下値圏(2018/02/13)
【編集長の視点】BEENOSは1Q流通総額の高進捗率を手掛かりに売られ過ぎの訂正買いが拡大し続急伸(2018/02/19)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事