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概況からBRICsを知ろう~インドSENSEX指数は3日ぶりに反落、前営業日の米株式市場の下落を受け
*11:53JST 概況からBRICsを知ろう~インドSENSEX指数は3日ぶりに反落、前営業日の米株式市場の下落を受け
【ブラジル】ボベスパ指数 76436.35 +0.03%
10日のブラジル市場は小幅に3日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比20.34ポイント高(+0.03%)の76436.35で取引を終えた。76114.61.42から77293.01まで上昇した。
高く寄り付いた後は前日の終値近辺でもみ合った。内需関連の上昇が指数をサポート。一方、通貨レアール安の進行が指数の上値を押さえた。また、米中貿易戦争の激化懸念も足かせとなった。
【ロシア】MICEX指数 2335.85 +0.60%
10日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMICEX指数は前日比14.03ポイント高(+0.60%)の2335.85で取引を終了した。2320.04から2335.85まで上昇した。
おおむねプラス圏で推移し、終盤に上げ幅を再び拡大させた。資源銘柄への買いが継続したことが指数をサポート。通貨ルーブル安の進行に伴う利益率の拡大期待が高まっている。また、政府が極東地域への投資を促進するため、関連刺激策を検討しているとの報道も支援材料。一方、今週後半に政策金利の発表を控え、慎重ムードが強い。
【インド】SENSEX指数 37922.17 -1.22%
10日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反落。前日比467.65ポイント安(-1.22%)の37922.17、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同151.00ポイント安(-1.30%)の11438.10で取引を終えた。
売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。前営業日の米株式市場の下落を受け、インド株にも売りが先行。また、米金利高を受け、インドなど新興国からの資金流出懸念も一段と強まった。
【中国本土】上海総合指数 2669.48 -1.21%
週明け10日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比32.82ポイント安(-1.21%)の2669.48ポイントと反落した。
米中貿易戦争の激化を警戒。中国の知的財産権侵害に対抗する制裁関税第3弾(中国製品2000億米ドル相当を対象に25%の追加関税を課す)が発動される可能性が高まるなか、トランプ米大統領はメディアのインタビューに対し、「2670億米ドルの追加関税を課すこともできる」とコメントした。すでに発動された500億米ドル分と検討中の2000億米ドル分を合わせれば、総額5170億米ドル相当となり、中国からの全輸入品にあたる。中国側の反発も必至だ。指数は下げ幅を徐々に広げている。《FA》
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