【株式市場】(14時50分現在)円安が再燃し日経平均は13時頃から堅調になり大きく持ち直す

2018年8月31日 15:00

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均は2万2880円66銭(11円16銭高)、TOPIXは1737.77ポイント(1.37ポイント安)、出来高概算(東証1部)は9億1000万株

 8月31日後場の東京株式市場(14時50分現在)は、正午過ぎから円相場が再び1ドル111円台に戻り、円安傾向になったことなどを受け、京セラ<6971>(東1)やTDK<6762>(東1)が一段ジリ高となり、東京エレクトロン<8035>(東1)は回復基調になるなど、電子部品関連株の動きが注目された。日経平均もジリジリ回復し、13時頃からは何度も前日比で小高くなった。大引けも高ければ9日続伸になる。ただ、TOPIX、JPX日経400は軟調に推移している。

 後場は、発行済株式総数の14.5%もの規模の自己株式取得(自社株買い)を発表したフオスター電機<6794>(東1)が一段ジリ高となり、パシフィックネット<3021>(東2)は法人向け新事業などが注目されて上げ幅を拡大。FFRI<3692>(東マ)はJETRO(ロ日本貿易振興機構、ジェトロ)の事業に採択との発表が注目されて高い。

 東証1部の出来高概算は9億1000万株(前引けは5億4303万株)。売買代金は1兆5948億円(同9266億円)。1部上場2104銘柄のうち、値上がり銘柄数は950(同867)銘柄、値下がり銘柄数は1054(同1113)銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は18業種(前引けは12業種)となり、値上がり率上位の業種は、医薬品、精密機器、サービス、不動産、倉庫・運輸、情報・通信、建設、、パルプ・紙、小売り、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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