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【株式市場】次第に個別物色の展開となり日経平均は6日続伸だが大引けにかけて上げ幅を縮小
◆日経平均の終値は2万2813円47銭(13円83銭高)、TOPIXは1731.63ポイント(2.68ポイント高)、出来高概算(東証1部)は11億9595万株
8月28日後場の東京株式市場は、キッコーマン<2801>(東1)が下値を探る印象で一段と弱含み、資生堂<4911>(東1)も特段、売り材料が聞かれないまま弱もみ合いを続けるなど、一部の銘柄の重さが目立ち、日経平均は次第に上げ幅を縮小。朝方に6月12日以来の2万3000円乗せとなったことで、目先的には達成感が先行してきたとの見方があった。何とか小幅高で値を保ち6日続伸。東証マザーズ指数は前引けから小安いままで小反落。また、日経JASDAQ平均は前引けまで高かったが後場寄り後から軟調になり小反落となった。
後場は、個別物色の色彩が濃くなり、フォーバル<8275>(東1)は業績上振れ期待が再燃とされて一段とジリ高。ヱスビー食品<2805>(東2)はカレーの7~8月の売れ行きに注目する様子があり2日続けて大きく出直り、ZUU(ズー)<4387>(東マ)は2017年11月号を以て休刊した株式・金融投資雑誌「ネットマネー」の新編集体制のもとでの復刊(8月21日)が注目されて急伸。ユークス<4334>(JQS)は引き続きエイベックス・エンタテインメントとの共同プロジェクトの開始などが材料視されて大幅続伸。
東証1部の出来高概算は11億9595万株(前引けは6億1213万株)。売買代金は2兆1493億円(同1兆425億円)。1部上場2105銘柄のうち、値上がり銘柄数は1018(同1268)銘柄、値下がり銘柄数は982(同728)銘柄。
また、東証33業種別指数で値上がりした業種は19業種(前引けは28業種)となり、値上がり率上位は、海運、ゴム製品、輸送用機器、機械、非鉄金属、繊維製品、証券・商品先物、不動産、鉄鋼、金属製品、などだった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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