三菱「アウトランダーPHEV」、2.4Lエンジン採用するなど大幅改良

2018年8月24日 08:58

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「アウトランダーPHEV」(画像: 三菱自動車工業)

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■「アウトランダー」と同時発売

 三菱自動車は、プラグインハイブリッドEV「アウトランダーPHEV」のプラグインハイブリッドEVシステムを大幅に進化させ、よりEVらしさを増したSUVとして、8月23日から全国にて販売を開始した。車両本体のメーカー希望小売価格は、393万9,840円~509万40円(消費税込み)となる。

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 今回の大幅改良では、エクステリアやインテリアは同日に一部改良された「アウトランダー」に準じた内容だが、プラグインハイブリッド・システムが大きく進化しているのが「アウトランダーPHEV」が大幅改良といわれるゆえんである。

■PHEVシステムの進化

 もっとも大きな改良点は、エンジン排気量を従来の2.0Lから2.4Lに拡大することで、低回転域で効率のよい発電を可能としたことだ。またエンジン発電時のエンジン回転数の低減や、発電量を適正化し、さらにエアクリーナーやメインマフラーを改良するなど、エンジンから発生する音を大幅に低減させることで、発電によるエンジン始動時でもEVらしいモーター駆動が生み出す気持ちよい走りを、より楽しめるようにしている。

■EV航続距離が最高で60.8kmから65.0kmに

 駆動用バッテリー容量は12.0kWhから13.8kWhに増大するとともに最高出力を10%向上。さらにリヤモーター出力を約12%アップ、ジェネレーター出力も約10%アップさせることにより、EV走行の航続距離が最高で60.8kmから65.0kmに伸長し、同時に力強い走りを実現した

 また、車両運動統合制御システム「S-AWC」に新たに2つのドライブモード(「SNOW」モード、「SPORT」モード)を追加し、より安心で楽しい走りを可能にしている。さらに、安全性の向上では、「アウトランダー」同様に、衝突被害軽減ブレーキシステム[FCM]と誤発進抑制機能(前進及び後退時)を標準装備とし全車「サポカーSワイド」に該当している。

 その他、構造用接着剤を塗布し、パネル同士の接合面積を増やすことで車体剛性を向上、フロント、リヤのショックアブソーバーをサイズアップ、といった走行質感の向上。そして、機能性やスポーティさを高めたエクステリア、機能性を向上させたインテリアは「アウトランダー」同様の進化を果たしている。

■アウトランダーPHEV燃料消費率

JC08モード

・ハイブリッド燃料消費率: 18.6km/L
・EV走行換算距離(等価EVレンジ): 65.0km
・充電電力使用時走行距離(プラグインレンジ): 65.0km

WLTCモード

・ハイブリッド燃料消費率 WLTCモード平均: 16.4km/L
・市街地モード: 15.4km/L
・郊外モード: 16.8km/L
・高速道路モード: 16.8km/L
・EV走行換算距離(等価EVレンジ): 57.6km
・充電電力使用時走行距離(プラグインレンジ): 57.6km(記事:田中秀雄・記事一覧を見る

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