【株式市場】円安基調など受け日経平均は後場170円高まで上げ2日続伸

2018年8月22日 15:49

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均の終値は2万2362円55銭(142円82銭高)、TOPIXは1698.37ポイント(12.95ポイント高)、出来高概算(東証1部)は11億2133万株

 8月22日後場の東京株式市場は、正午過ぎにかけて円安が進み、東京エレクトロン<8035>(東1)などが一段高になり、日経平均は13時前に一段と強含んで170円47銭高(2万2390円20銭)まで上げた。出光興産<5019>(東1)は一段とジリ高基調。日経平均は大引けまで上げ幅150円前後を保ち2日続伸。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

 後場は、日本農薬<4997>(東1)がADEKA<4401>(東1)によるTOB(株式公開買い付け)を材料に大引けストップ高で値がつき、出光興産<5019>(東1)はみずほ証券による目標株価の引き上げなどが言われて出直り拡大。リボミック<4591>(東マ)は米国での特許取得が注目されて一時ストップ高。インフォメーションクリエーティブ<4769>(JQS)は株式分割の発表が材料視されて後場ストップ高。

 東証1部の出来高概算は11億2133万株(前引けは5億5607万株)。売買代金は1兆9848億円(同9372億円)。1部上場2104銘柄のうち、値上がり銘柄数は1564(同1521)銘柄、値下がり銘柄数は475(同502)銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は28業種(前引けも28業種)となり、値上がり率上位は、石油・石炭、ガラス・土石、輸送用機器、鉄鋼、非鉄金属、機械、卸売り、金属製品、証券・商品先物、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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