なぜ？『餓狼伝説』テリー・ボガードが“女の子”で「SNKヒロインズ」参戦！

　ゲームメーカーのSNKは3日、格闘ゲーム『SNKヒロインズ Tag Team Frenzy』に登場する新たな“ヒロイン”キャラとして、『餓狼伝説説』シリーズの主人公である“テリー・ボガード”の参戦を発表し話題となっている。

　このゲームはタイトルに『SNKヒロインズ』とあるように“ヒロイン限定”だが、“男性”キャラであるテリーがなぜ参戦できるのだろうか？

■『SNKヒロインズ Tag Team Frenzy』に女体化テリー？

　SNKは自社ゲームのヒロインを多数登場させた格闘ゲーム『SNKヒロインズ Tag Team Frenzy』に、『餓狼伝説』シリーズの主人公であり『THE KING OF FIGHTERS』でも活躍するテリー・ボガードが、新たな“ヒロイン”として参戦すると発表した。

　「SNKヒロインズ」のタイトルからもわかるように、ゲームに登場するのはSNKの“ヒロイン限定”であり、前述したテリー・ボガードはれっきとした“男性”キャラである。ならば一体なぜ？と思われるだろうが、本ゲームでのテリー・ボガードはグラマラスな美女の姿で――つまりは“女体化”で登場するのだ。

　テリーと言えばムキムキマッチョな格闘家である。孤児だった彼は格闘家の養父に弟アンディと共に育てられたが、街を牛耳るギース・ハワードに養父が殺害され、兄弟は己を鍛えながら復讐を誓うのが『餓狼伝説』のおおまかなストーリーだ。そんなテリーをどうして女体化させてまでゲームに登場させるのか？その理由は現在不明なままである。

　また長年テリーの声は俳優の橋本さとし氏が演じていたが、『THE KING OF FIGHTERS XIV』からは『刀剣乱舞』の小狐丸などの近藤隆氏が担当。そしてこの女体化テリーを担当するのは、『アイドルマスター』で三浦あずさなどを演じるたかはし智秋氏だ。

　女体化したテリーが登場する格闘ゲーム『SNKヒロインズ Tag Team Frenzy』は、Nintendo Switchとプレイステーション4対応で2018年9月6日に発売される。

　ちなみにテリーは2003年に発売された『SNK VS. CAPCOM SVC CHAOS』で、デミトリの能力ミッドナイドブリスにより“女体化”済である。（記事：高塔・記事一覧を見る）