小惑星リュウグウの表面写した鮮明な写真 JAXAが公開 はやぶさ2撮影

2018年7月27日 11:29

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高度約6キロメートルから探査機はやぶさ2が撮影した小惑星リュウグウの表面(c) JAXA、東京大、高知大、立教大、名古屋大、千葉工大、明治大、会津大、産総研

高度約6キロメートルから探査機はやぶさ2が撮影した小惑星リュウグウの表面(c) JAXA、東京大、高知大、立教大、名古屋大、千葉工大、明治大、会津大、産総研[写真拡大]

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 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は25日、小惑星探査機「はやぶさ2」から撮影した小惑星「リュウグウ」の表面の写真を公開した。高度6キロメートルから撮影した写真から、リュウグウの表面が多数の岩で覆われていることがわかる。

【こちらも】探査機「はやぶさ2」により、小惑星「リュウグウ」の形状が次々と明らかに

 はやぶさ2は6月23日に、リュウグウから約40キロメートルの距離まで接近した。そのときに撮影したリュウグウの写真を、JAXAは11日に公開している。コマ状の形をしたリュウグウが回転し、その表面にはクレーターの起伏や岩の塊が映し出されていたことが、写真から明らかになったばかりだ。

 その後もはやぶさ2はリュウグウに接近し、約20キロメートルの高度からリュウグウの探索を続けていた。16日の週にはホバリングを続けていたはやぶさ2の高度を徐々に下げ、最終的に約6キロメートルの高度まで到達した。今回JAXAが公開した写真は、このときに撮影されたものの1枚である。

 公開された写真は、リュウグウの表面を鮮明に映し出す。「ボルダー」と呼ばれる岩の形状まで、はっきりと映っていることがわかる。6月23日に撮影された写真と比べて、解像度が約3.4倍になっているのが特徴だ。前回の写真では不鮮明だったリュウグウの中央部分にあるクレーターが、すり鉢のような形状をしていることが今回明らかになった。

 はやぶさ2の運用は、「BOX-A」、「BOX-B」、「BOX-C」と3種類のフェーズに分かれている。リュウグウから高度約20キロメートルの位置でホバリングしながらの運用が「BOX-A」に相当する。その後、「BOX-C」と呼ばれるBOX-Aの定位置から高度約5キロメートルまで降下するフェーズに、はやぶさ2が移った。

 最低高度付近に到達したはやぶさ2は20日から1日間滞在したのち、25日に再びBOX-Aの状態に戻った。

 はやぶさ2は今後、「BOX-B」と呼ばれる、約20キロメートルの高度から幅約20キロメートル上を移動させて運用するフェイズに移ることになる。(記事:角野未智・記事一覧を見る

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