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マツキヨは好調継続、キリン堂は震災も売上堅調 ドラッグストア6月売上
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ドラッグストア各社が6月の売上を発表し、マツモヨキヨシが既存店・全店ともに好調な売上を継続、キリン堂が震災被害があったにもかかわらず堅調な売上となったことが分かった。
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■マツキヨは既存店・フランチャイズともに好調
マツモヨキヨシホールディングスが発表した6月の月次報告によると、前年同月比で、既存店売上が102.9%、フランチャイズ売上が108.7%、全店売上が105.3%だった。
既存店売上は2017年11月から8カ月連続で、フランチャイズ売上は17年12月から7カ月連続で前期比プラスが続いている。さらに、全店売上では17年4月から15カ月連続でプラスが継続中だ。
■キリン堂は既存店が回復、震災の影響も限定的
12日、近畿地方を中心に関東や四国、北陸に「キリン堂」を展開するキリン堂ホールディングスが、6月の営業速報を発表した。前年同月比で、既存店売上高が100.9%、客数が97.8%、客単価が103.1%、全店売上高が103.4%、客数が100.5%、客単価が102.9%だった。
既存店客数の前期比マイナスが続いていることで、既存店売上が4月(98.3%)、5月(97.0%)と前期比割れが続いたものの、6月に少し盛り返した格好。なお、6月の出店はなく、退店は1店で、店舗数は365店。
また6月18日に発生した大阪北部地震について、高槻物流センターと一部店舗の被災があったものの、現在は通常稼働に戻っているとして、「本件の今期業績に与える影響は限定的にとどまる見通し」としている。
■クリエイトは既存店が3カ月連続で前期比マイナス
13日、関東や中部地方を中心に「クリエイト」を展開するクリエイトSDホールディングスが、今期(2018年6月~19年5月)スタートとなる6月の月次業績を発表した。前年同月比で、既存店売上が97.7%、全店売上が105.3%だった。
既存店売上伸び率が前期比マイナスとなるのは、4月から3カ月連続。また前期累計では、既存店伸び率が100.7%、全店伸び率が108.5%のため、今期はどちらも、それを下回ってのスタート。なお、6月の新規出店は5店。
■サンドラッグはディスカウント事業が好調
17日、ドラッグストアの「サンドラッグ」「星光堂」などを展開するサンドラッグが、6月の売上高を発表した。前年同月比で、ドラッグストア事業の既存店売上高が95.5%、全店売上高が103.8%だった。
ドラッグストア事業は堅調な数字ながら、「ダイレックス」のディスカウント事業を含めたグループ計では、既存店売上が101.1%、全店売上高が106.4%となっており、グループ内ではディスカウント事業がさらに好調なことが分かる。なお、6月の出店は、ドラッグストアが3店、ディスカウントが1店。(記事:県田勢・記事一覧を見る)
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