日本公庫と農林中金、農業法人への出資が500件超え 出資法人の売上も増加

2018年6月19日 12:00

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 日本政策金融公庫と農林中央金庫の発表によると、両社などが出資して設立したアグリビジネス投資育成の農業法人への出資実績が512件となり、出資した法人の売上が順調に伸びていることが分かった。

【こちらも】日本政策金融公庫による農水産物輸出支援件数、2017年度は過去最高に

■5月時点で512件、約83億円の実績

 18日、日本政策金融公庫と農林中央金庫は、両社などが出資して設立したアグリビジネス投資育成による農業法人への出資件数が500件を超えたと発表した。同社が設立されたのは2002年10月。同年度に2件出資をしたのを皮切りに、累計出資件数は、2011年度に112件(累計出資金額:約25億円)、2015年度には351件(同56億円)となり、今年5月時点では512件(同83億円)となっている。

■出資により売上は42%アップ

 出資対象となった業種で、最も件数が多いのは野菜の166件、以下、畜産(119件)、稲作(88件)、果樹(53件)、花卉(19件)、きのこ(14件)、その他(20件)、農業関連他(33件)。

 また2010年度以降に出資した案件において出資前と出資後で売上高を比較すると、出資前売上合計が833億7,600万円だったのが、出資後売上高では1,181億4,700万円と42%増加したとともに、「出資から年数が経過するにつれて、売上高も伸長する傾向」があるという。

■売上2,000万円から9億円となった果樹園

 和歌山県有田市にある早和果樹園では、みかんの生産や加工を行っており、2003年に出資(3回の出資金額合計は4,395万円)を受けてジュースの生産を開始した。出資当初は2,000万円だった売上高が現在は9億円を超えるとともに、「8名の従業員も56名(常勤パート含む)まで増えるなど、地域の雇用創出への貢献にも繋がって」いるという。

 この他、ノベルズ(北海道、酪農・食品製造)、宮川洋蘭(熊本県、洋蘭の製造・販売)、グリーンカウベル(広島県、ほうれん草栽培)などの出資事例を紹介している。(記事:県田勢・記事一覧を見る

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