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神奈川県相模原市の太陽光発電システム(画像: 京王電鉄)[写真拡大]
京王電鉄は、岩手県宮古市にある同社所有の土地2カ所で、2019年秋より太陽光発電事業を開始すると発表した。
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これは、「再生可能エネルギー固定価格買取制度」を利用したもの。保有資産を有効活用すると同時に。環境にやさしい電気を生み出す太陽光発電所として、再生可能エネルギー導入を推進する地元宮古市の政策にも沿う取り組みとなっている。
同社が宮古市で開始する太陽光発電事業は、発電所面積4万7,088平方メートルと1万7,373平方メートルの2カ所に、太陽光パネル1万1,488枚を設置、発電能力が2,872kWとなる。年間発電量にすると、300万kWhと一般家庭約900世帯の使用量に相当する規模となる。
これに先んじて同社では、神奈川県相模原市の自社所有の土地2カ所で、2015年2月16日から太陽光発電事業を開始。合計4,938平方メートルの土地に1,021枚の太陽光パネルを設置。発電能力は2カ所合計302.21kWで、年間発電量は31万7,000kWhと一般家庭約90世帯の使用電力量に相当する。
宮古市に設置する太陽光パネルは相模原の規模のほぼ10倍。相模原での太陽光発電事業で培ったノウハウが生かされていると言えよう。
岩手県宮古市では、震災復興の一環として取り組んでいる「宮古市スマートコミュニティ事業」の中核事業として、宮古発電を設立。
「宮古市スマートコミュニティ事業」では、エネルギー需給バランスの効率化を目指しており、(1)再生可能エネルギーの地産地消の実現と(2)被災地域の土地活用により地域の復興に寄与することを目的とする。(記事:M_imai・記事一覧を見る)
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