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今日の為替市場ポイント:米長期金利上昇を意識してドル買い継続の可能性
記事提供元:フィスコ
*08:47JST 今日の為替市場ポイント:米長期金利上昇を意識してドル買い継続の可能性
14日のドル・円相場は、東京市場では109円21銭から109円56銭まで上昇。欧米市場でドルは109円42銭まで下げた後に109円67銭まで反発し、109円65銭で取引を終えた。
本日15日のドル・円は、主に109円台後半で推移か。米長期金利の上昇などを背景にドル買い・円売りが優勢となっている。日経平均株価の動きを眺めて、109円台後半でしっかり推移する展開となりそうだ。
トランプ米大統領が13日に投稿したツイッターで中国通信機器大手の中興通訊(ZTE)への制裁緩和を示唆した。これを受けて、米中両政府が今週行う2回目の貿易協議が進展するとの期待感から、米株式市場が上昇。また、米長期金利が上昇したことも、ドル買い・円売りを促した。
ただ、トランプ政権による在イスラエル大使館移転を巡るパレスチナ自治区ガザでの抗議デモに対するイスラエル軍の銃撃などで多数の死傷者が出ており、中東情勢をめぐる地政学的リスクが意識され、ドルの上値を抑えているもよう。東京市場では日経平均株価の動向が手掛かり材料となり、ドル・円は主に109円台後半で底堅く推移する展開となりそうだ。《CS》
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