+2σに沿った推移が見込まれる/日経225・本日の想定レンジ

2018年5月15日 08:02

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記事提供元:フィスコ


*08:02JST +2σに沿った推移が見込まれる
[本日の想定レンジ]

14日は、NYダウが68.24ドル高の24899.41、ナスダック総合指数が8.43pt高の7411.32と上げ、シカゴ日経225先物は大証比20円高の22880円。14日の日経平均は先週末に22500円のレンジを上放れた流れを引き継いで上昇し、終値で昨年大納会の水準を上回った。日経平均は2営業日連続で5日線を割り込まずに推移し、上値追いの態勢を示した。25日線や200日線が急角度で上昇しており、米株高を織り込んだ後は特段の材料がなくても節目の23000円に接近していく展開が予想される。日経平均が23000円手前に上昇すると、コールの売方による先物のヘッジ買いが相場上昇を加速する可能性が出てくる。日経平均の22967円から23092円には窓が空き、23000円前後は戻り売りが少ないと予想されるため、23000円付近に差しかかると日経平均は上昇が加速しよう。一目均衡表では、基準線と転換線が上昇を続けていることに加え、基準線の雲抜けも視野に入り、上昇局面が長期化する余地をうかがわせる。ボリンジャーバンドは昨日、+1σから+2σのレンジ上限である+2σを超過し、上値追いの勢いの強さを再確認した。本日の日経平均は+2σに沿った推移が見込まれよう。

[予想レンジ]

上限 23100円−下限 22750円《FA》

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