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富士急ハイランドが7月中旬より入園料を無料に
富士急ハイランド (c) 123rf[写真拡大]
富士急行と富士急ハイランドは9日、遊園地の富士急ハイランドの入園料を7月中旬より無料にすると発表した。これは、富士急ハイランドを従来の遊園地の枠組みを超えた新しい形のアミューズメントパークへと進化させるため、と説明されている。
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今回の無料化について、両社は「富士急ハイランドと富士五湖周辺のさまざまなコンテンツとを自由に組み合わせて、もっとたくさんの人にエリアを回遊してもらい、これまで以上に富士山観光の楽しさ、すばらしさを感じていただきたいという想いから」としている。
富士急ハイランドの無料化により、「ジェットコースターのFUJIYAMAだけ乗ろう」「ランチしに行こう」「お土産を見たい」といった短時間だけの滞在も可能になり、楽しみ方の幅が広がると期待されている。
富士急ハイランドは、これまでの一番のセールスポイントであるアトラクションに磨きをかけつつも、より幅広い楽しみを提供できるよう、検討を進めていく考えだ。具体的には、人気コンテンツとのコラボイベントや、話題性のある季節催事、ブランド力のあるグローバルチェーンや地元名産品等の誘致を積極的に推進する。
将来的には、富士急ハイランドを起点とし、富士五湖や富士山五合目へ出かけ、また戻ってくるような、富士山観光のハブ(拠点)となるような姿を目指していく考えだ。
各地の遊園地は、少子高齢化や消費者のレジャーの楽しみ方の変化などで、厳しい経営を余技なくされている。富士急ハイランドも、そうした環境変化に対応し、従来の遊園地のあり方の見直しを迫られていた。(記事:南条 誠・記事一覧を見る)
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