日経平均は40円高でスタート、東京エレクトロンやヤマハがけん引

2018年5月7日 09:46

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;22513.22;+40.44TOPIX;1774.26;+2.74


[寄り付き概況]

連休明け7日の日経平均は前営業日比40.44円高の22513.22円と反発して始まった。先週末4日のシカゴ日経平均は2日大証比横ばいの22470円で終えており、それを上回ってのスタートとなった。4日の米国株式市場では、著名投資家ウォーレン・バフェット氏が1-3月に大量購入したことが好感されてアップルが高くなり、ハイテク株主導で相場は上昇した。為替相場では、ドル円が109円20銭程度で推移していたことから、円高への警戒感が強まる状況ではないとみられ、東京市場は買い先行となったが、為替が1ドル109円を割れてきていることから、買い一巡後に日経平均はマイナスに転じる格好になった。

指数インパクトの大きい第一三共<4568>、東京エレクトロン<8035>、ヤマハ<7951>が牽引役となった一方で、KDDI<9433>、エーザイ<4523>、テルモ<4543>が重石となっている。セクターでは石油、鉱業、鉄鋼が堅調な一方で、建設、精密機器、非鉄が弱含みの状況にある。《US》

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