ヤマハ発、産業用ドローン「YMR-08」発売 無人ヘリに匹敵の農薬散布品質

2018年4月1日 14:59

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YMR-08。(画像:ヤマハ発動機発表資料より)

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 ヤマハ発動機は、主に農業用の農薬散布などの用途を想定した産業用マルチローター(通称ドローン)、「YMR-08」を6月から限定発売すると発表した。

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 同社の特約店を通じて販売され、販売開始時点から、水田などでの農薬散布作業が行われる。本格発売は今秋を予定しているという。

 同機は、二重反転ローターの採用により優れた薬剤散布性能を持ち、またボディはカーボン製で軽量なため、1フライトで1ヘクタールの連続散布が可能であり、同社の産業用無人ヘリコプターに匹敵する散布能力を持つという。

 ヤマハ発動機の無人ヘリによる薬剤散布は30年あまりの実績がある。年間のべ面積にして100万ヘクタールを超え、国内水稲作付面積の40パーセントをカバーする。とはいえ、無人ヘリの対応にはある程度以上の面積が必要になるため、狭小地では今も手作業が多い。また最近では、ドローンによる薬剤散布は普及を始めつつある。

 YMR-08の開発コンセプトは、1フライトあたり1ヘクタールの連続散布を15分で完了すること、であったという。品質をクリアしたのは当然のこと、操作性や作業性、安全性においてもバッテリーやモーターの専用開発によって、プロユースに耐える性能が実現された。

 メーカー希望小売価格は275万4,000円。(消費税込み。機体送信機、バッテリー2パック、充電器、充電ケーブルを含む。散布機は別売り)

 離陸可能な最大重量は24.9キログラム以下。最大タンク容量は10リットル。ノズルの数は2つで、散布幅は4メートル、散布速度は時速にして10~20キロメートルである。

 ハイブリッドローターはカーボン製で、衝撃吸収樹脂を前縁に採用し、衝撃の低減と破損時の飛散を防止する。

 ボディは軽量で剛性のバランスに優れた、モノコックシェルカーボン製となっている。(藤沢文太)

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