日産、「リーフ」の中古バッテリーを外灯に使用するプロジェクトを開始

2018年3月23日 18:50

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(画像: 日産自動車の発表資料より)

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 日産が革新的なインフラを生み出した。福島県浪江町と日産自動車、4R ENERGY(フォーアールエナジー)は日産が販売している電気自動車「リーフ」の中古バッテリーを再利用し、製作した外灯を設置する「THE REBORN LIGHT」を22日に発表した。

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 日産「リーフ」は2010年に12月に発売された電気自動車。電気自動車ならではの力強い加速と優れたレスポンスに、前方の車との衝突を回避するインテリジェントエマージェンシーブレーキや、スイッチ操作だけでリーフを駐車出来るプロパイロットパーキングなど先進的な機能を備えている。販売台数は世界で累計約30万台を記録しており、世界で最も販売されている電気自動車となっている。

 現在の自動車業界は、世界的に電気自動車の時代へと移り変わっていっている。その変化においてバッテリーの大量生産から生じる大量廃棄という問題が発生する可能性が高い。その問題を少しでも防ぐために、東日本大震災からの復興を目指し新しいインフラを必要している浪江町は「リーフ」の中古バッテリーを再利用する「THE REBORN LIGHT」を日産と4Rエナジーの協力の元で開始する。

 今回の「THE REBORN LIGHT」はソーラーパネルの発電と「リーフ」の使用済みバッテリーを組み合わせて、電線やコンセントを全く使用しない完全なるオフグリッドの状態で点灯する外灯の製作を実現した。浪江町に開所する4R ENERGYのバッテリー再生工場で3月26日に試作機の試験点灯を実施。その後、2018年度に町内に順次設置していく予定だ。

 自らの役目を終えたバッテリーがインフラとなり、誰かの役に立つ。これほど素晴らしいバッテリーの使い道はないだろう。「THE REBORN PROJECT」の今後に注目したい。

関連キーワード電気自動車東日本大震災福島県日産自動車

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