【株式市場】円相場への不透明感が残り日経平均は反落したまま一進一退

2018年2月22日 16:18

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均の終値は2万1736円44銭(234円37銭安)、TOPIXは1746.17ポイント(15.44ポイント安)、出来高概算(東証1部)は13億4948万株

 22日後場の東京株式市場は、深夜に米国の1月景気先行指数が発表になり、米金利や円相場への影響が不透明だとの見方があり、材料株や好業績株が一本釣り的に個別物色される展開になった。土木管理総合試験所<6171>(東1)が道路・橋梁の異常度診断に関するビッグデータ共有システムに関する発表などを材料に後場急伸。しかし、日経平均は250円安前後(2万1700円前後)をはさんで一進一退を続け、前日比反落となった。東証2部指数、マザーズ指数も安いが、日経JASDAQ平均は小高い。

 後場は、大塚ホールディングス<4578>(東1)がJPモルガン証券による投資判断の引き上げを受けて好業績が見直されたとされて一段高。HANATOUR JAPAN(はなツアージャパン)<6561>(東マ)は政府観光局が21日発表した訪日外客数などが材料視されて活況高。ワンダーコーポレーション<3344>(JQS)はRIZAP(ライザップ)グループ<2928>(札幌A)によるTOB(株式公開買付)により3日連続ストップ高。

 東証1部の出来高概算は13億4948万株(前引けは6億8240万株)、売買代金は2兆ホッカンホールディングス億円(同1兆2975億円)。1部上場2066銘柄のうち、値上がり銘柄数は542(同435)銘柄、値下がり銘柄数は1455(同1564)銘柄。

 また、東証33業種別指数は全業種(前引けも全33業種)が値下がりし、値下がり率の小さい業種は、医薬品、保険、情報・通信、小売り、銀行、繊維製品、非鉄金属、金属製品、などだった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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