東海カーボン、Vテク、三菱マなど/本日の注目個別銘柄

2018年2月14日 15:50

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記事提供元:フィスコ


<5301> 東海カーボ 1752 +250大幅続伸。前日に前12月期の決算を発表、営業利益は115億円で前期比10.1倍、第3四半期決算時に上方修正した数値105億円を上回る着地になっている。また、今12月期は430億円で同3.7倍の見通しに。業績拡大期待は高かったといえ、想定以上のガイダンスにサプライズが強まっている。また、創立100周年記念配当を含め、今期の年間配当金は前期比12円増配の24円にする計画。

<7735> スクリーンHD 8760 +710大幅反発。JPモルガン証券では投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウェイト」に格上げ、目標株価も9500円から11000円に引き上げている。2018年度にファンドリー関連の売上高に回復と成長が予想できること、韓国向け洗浄装置での売上拡大が予想できることなど、仮に半導体製造装置市場の成長率が鈍化しても固有の利益成長要因を有しているため、株価はアウトパフォームする可能性が高いと指摘。

<7717> Vテク 21350 +1840大幅反発。前日に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は70.2億円で前年同期比倍増、上半期が同45%増益であったため、10-12月期の増益率は大幅に拡大する形となっている。通期予想は100億円から120億円に増額修正、売上高は一部製品の納期延期で下振れも、原価削減や税金費用の減少などが奏効する。また、記念配当30円を含めて、年間配当金も従来の200円から270円に引き上げ。

<4324> 電通 4685 +80売り先行もプラス転換。前日に前12月期の決算を発表、実績営業利益は1373億円で前年同期比0.2%減益、市場予想は上回る着地となった。一方、今期見通しは1129億円で同17.8%減益の見通し、コンセンサスの1360億円レベルを下回っている。ガイダンスを嫌気して売りが先行したが、想定以上であった10-12月期の状況などから、保守的な要素が強いといった見方にもなっているようだ。

<5631> 日製鋼所 3290 +313一時ストップ高。第3四半期の決算を発表、10-12月期営業利益は68億円で前年同期比2.3倍、通期計画は180億円から200億円、市場予想をやや上回る水準まで上方修正。産業機械事業の好調が業績上振れの背景。また、注目度の高いフィルムシート装置が含まれる樹脂製造・加工機の第3四半期累計受注高は516億円にまで拡大、従来の通期予想500億円を上回った。中国セパレータメーカー向けに好調が続く格好。

<3397> トリドール 3145 -420大幅続落。前日に発表した第3四半期決算がマイナス視されている。累計営業利益は61.3億円で前年同期比12%減益、上半期は増益を確保していたが一転して減益となった。通期予想は前期比3%増益であるが未達の可能性なども意識されてきているもよう。丸亀製麺セグメントは堅調だが、それ以外のセグメントが伸び悩んでいる。第2四半期に続いて原価率の上昇傾向が続く形になっているようだ。

<8029> ルックHD 286 -66大幅続落。前日に前12月期の決算を発表、実績営業利益は14.6億円で前期比76.5%増益、従来予想の14億円を上回る着地になった。記念配当1円を実施して配当金も従来の5円から6円に引き上げ。一方、今12月期は16億円で同9.6%増と増益率は鈍化する見通し。上半期は同50.8%減益見通しであり、足元の環境悪化なども意識される形に。1:5の株式併合を実施することも心理的なマイナス要素とみられる。

<5711> 三菱マ 3260 -315大幅続落。第3四半期決算を発表、同時に通期予想を下方修正している。営業利益は750億円から700億円に下方修正、コンセンサスは会社計画をやや上回る水準であった。データ不正による影響額が20-30億円程度であるが、それを除いてもさえない状況との見方になっている。米国の生コン事業、アルミ缶などが想定以上に伸び悩んでいるようだ。

<6785> 鈴木 1149 +150ストップ高。第2四半期の決算を発表、累計営業利期は13.8億円で前年同期比65.4%増益となり、従来予想の10.9億円を上回る着地。つれて、通期予想は従来の17.7億円から20.5億円、前期比19.0%増益に上方修正している。スマホ向けコネクター用部品の販売が中国などで想定以上に伸長、自動車向けも好調に推移。第1四半期好決算から上振れ期待はあったが、株価には十分反映されていなかったようだ。

<4587> PD 4390 +285切り返して大幅反発。前日に上半期の決算を発表、営業損益は8.9億円の赤字となったが、10-12月期では1.3億円の黒字になっている。通期予想の29億円に対する進捗率は低いものの、大型ライセンス契約などに業績は左右されやすいため、ネガティブな見方は限定的のようだ。進行プロジェクト数が順調に拡大している点などは確認されており、むしろ中期成長期待は高まる形のようだ。《DM》

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