関連記事
米金融当局は株安にどう反応するのか?
記事提供元:フィスコ
*16:47JST 米金融当局は株安にどう反応するのか?
米労働省が2日発表した1月米雇用統計は良好な内容だったことから、市場は今年3回以上の利上げを織り込む状況となっている。市場参加者の大半は3月に開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で0.25ポイントの追加利上げが決定されると想定している。年内はその後に2回の利上げが実施される可能性が高いと予想されている。
サンフランシスコ地区連銀のウィリアムズ総裁は2日、「世界的な経済成長やトランプ米政権の減税措置などによる米経済の過熱を防ぐために、FRBは利上げを継続する必要がある」との考えを示した。また、ダラス連銀のカプラン総裁は「今年3回を超える利上げが必要になる可能性がある」と指摘している。ただし、市場関係者の間からは「米金融当局は金利先高観が株式市場などに与える影響を無視することはできない」との声が聞かれており、株安に対する米金融当局の反応が注目されそうだ。《MK》
スポンサードリンク
スポンサードリンク
- NYの視点:米、高金利長期化の可能性も、成長、インフレ想定以上に強い可能性も 3/29 07:37
- NYの視点:ボルティモアの橋の崩落事故、サプライチェーン混乱や輸送コスト、インフレ上昇につながる可能性 3/28 07:40
- ドル円今週の予想(3月25日) サンワード貿易の陳氏(花田浩菜) 3/27 17:19
- コラム【ポートフォリオのススメ】身近になりつつあるオルタナティブ投資(マネックス証券 塚本 憲弘) 3/27 09:22
- NYの視点:米3月消費者物価指数、見通しは悲観的、期待指数が大幅悪化 3/27 07:36