宇野昌磨、フリーで逆転され2位 フィギュアスケート四大陸選手権

2018年1月29日 21:25

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 27日、台湾の台北で行われたフィギュアスケート四大陸選手権の男子フリー演技の結果、SPで首位の宇野昌磨は逆転され2位に終り初優勝を逃した。宇野は平昌冬季オリンピックに向けての前哨戦で優勝を狙っていたが、悔しい結果となった。優勝はSPで首位と0.32点差で2位の金博洋(中国)がフリーで200.78点、トータル300.95点とし、逆転で初優勝した。

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 宇野は25日のSPで4回転トゥループ3回転トゥループを4回転トゥループ2回転トゥループに抑える安全策で臨みながらも100.49点で首位を奪っていた。フリーでは冒頭の4回転ループが回転不足、その後の4回転フリップで転倒した。それでも後半からは3回転アクセル、4回転トゥループ2回転トゥループの連続ジャンプ、4回転トゥループなど次々と成功させた。しかし前半のミスを挽回するには至らず197.45点、トータル297.94点と得点を伸ばし切れなかった。

 SPで4位だったジェイソン・ブラウン(米国)がフリーで179.44点、トータル269.22点で3位に入った。SPで3位だった田中刑事は、フリーで169.63点、トータル260.31点と自己ベストを更新したもののブラウンに逆転され4位に終わり表彰台を逃した。またSPで10位だった無良崇人は、フリーで148.75点、トータル250.41点で12位に終わった。

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