オンキヨー&パイオニア、音楽プレーヤーのハイレゾ対応アップデートを実施

2017年12月17日 20:21

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オンキヨー“rubato”「DP-S1A」とパイオニア“private”「XDP-20」(画像: オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパンの発表資料より)

オンキヨー“rubato”「DP-S1A」とパイオニア“private”「XDP-20」(画像: オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパンの発表資料より)[写真拡大]

 オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパンは14日、オーディオプレーヤーをハイレゾや音楽ストリーミングサービスに対応させるためのファームウェアを12月下旬にアップデートすると発表した。

 今回のアップデートにより、既に販売されているデジタルオーディオプレーヤーで、CD並みの音質で音楽をデジタルストリーミングできる「Deezer HiFi」への再生や、ハイレゾ音源の再生が可能となる。

●ハイレゾDSD音源などに対応したアップデート

 今回のファームウェアアップデートでは、オンキヨー名義やパイオニア名義で販売されているポータブル型デジタルオーディオプレーヤーにて最新のデジタル音源が再生可能となる。

 アップデートを実施することで、5.6メガヘルツのDSD音源、最大32ビット/192キロヘルツのPCM音源を再生できるようになる。「USB-OTGデジタル出力機能」も利用可能となり、DAC対応機種と連携して音楽を楽しめる。また、音楽ストリーミングサービス「Deezer HiFi」で楽曲を再生できるようになりCD並みの音質でデジタル配信を利用できる。

●対象となるオーディオプレーヤー

 ファームウェアアップデートの対象となるオーディオプレーヤーは、以下の機種になる。

 パイオニア名義の製品では、デジタルオーディオプレーヤー「private、XDP-30R」「private、XDP-200」。オンキヨー名義の製品では、デジタルオーディオプレーヤー「rubato、DP-S1」、「rubato、DP-S1A」が対応となる。

●デジタル配信のDeezer HiFiとは?

 デジタルストリーミング配信サービスのDeezer HiFiは、4,300万を超える楽曲を提供し、1,200万人を超えるユーザーに世界各国で利用されている。全世界の185カ国に展開している巨大なデジタル配信サービスだ。今回のようなポータブル型デジタルオーディオプレーヤーを含め、スマートフォン、タブレット、パソコン、オーディオ機器などで利用可能。2007年にスタートし、ロンドンなど各都市に事業展開している。

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