あるAnonymous Coward曰く、 昨今のVRブームに伴いVRニュースを扱ったサイトもいくつか登場しているが、そのうちの一つ「VR Inside」を運営するスパイシーソフト社がライバルサイト「MoguraVR」の名前を商標登録するという行動に出たことがVR界隈で話題となっているようである(ITmediaの記事、その続報)。
「MoguraVR」は2015年2月オープン、一方の「VR Inside」は2016年3月オープンという事で、同サイトの方が後発である。商標登録が発覚したのは2017年9月のことで、スパイシーソフト側からは一切連絡がなく、業界関係者からの問い合わせで発覚したという。これについて、ITmediaがスパイシーソフト側に取材を行ったところ、「先方は、長期間にわたり出願するタイミングがあったが出願をしていなかった」「商標掲載公報から2月以内に可能であった登録異議申立も行われなかった」事から不正ではないと述べたという。
これに対して、「MoguraVR」を運営するMogura社は「偶然の一致とは到底考えられない」「不正の目的に基づいた剽窃的行為と評価されるべき」と激しく抗議、特許庁に無効審判請求を出したことを明らかにした。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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